2014年10月度 頒布会テイスティング・レポート 1/3 【シャトー・ドゥ・ラ・リーニュ 2009年】
10月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
「 シャトー・ドゥ・ラ・リーニュ 2009年 」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。
今月は、
シャトー・ドゥ・ラ・リーニュ 2009年
シャトー・ルボスク 2010年
クロ・ジャクモ 2002年
の秋の味覚と楽しみたい赤ワイン3本セットをお送りさせていただきました。
それでは1本ずつ紹介をしていきます。
今週は、安定感のある品質、数々の受賞歴を誇る
「シャトー・ドゥ・ラ・リーニュ 2009年」をご紹介します。
シャトー・ドゥ・ラ・リーニュ 2009年
ボルドーAOC
メルロー:60%
カベルネ・ソーヴィニョン:30%
カベルネ・フラン:10%
基本はボルドータイプですがわずかに厳粛で全てが調和の中に収まっています。
著名なワインではありませんがまさに「Qualitetprix」※を体現する様なワインです。
※[キャリテプリ]=値段に対する品質や満足度
赤紫がかった、透明感あるガーネット。
全体がわずかに茶色味を帯びています。
グラスとの接点を見ると、透明な部分と赤紫の部分が 2層に分かれている事が分かります。
グラスにそそいでまず感じられるのは、 スミレ、プラム、ロースト・シナモンの香り。
開栓後すぐは香りが控えめな印象ですが、 時間の経過とともに華やかなブーケが感じられ、 飲み始めから飲み終わりまでの変化も楽しめます。
口当たりは非常に優しく、豊かな果実味が口の中に広がります。
酸味は適度で、タンニンも少なめの柔らかい印象です。
丸みある味わいでメルローらしい、まったりとした感じと
瑞々しいプラムの果実味を併せもったミディアム・ボディのワインです。
葡萄のブレンド比率は、
メルロー:60%
カベルネ・ソーヴィニヨン:30%
カベルネ・フラン:10%
伝統的なボルドー・ブレンドでありながら、 軽やかで飲みやすく、酸味と渋味のバランスが非常によく、まとまっています。 さらりとした果実味の中に、酸味・渋味・コクが小気味よくおさまり、 開栓後30分ほどで口の中で感じる香りがより華やかに感じられます。 ボルドーワイン初心者から上級者まで、納得のいく味わいではないでしょうか。
オススメ料理はカツオのタタキ、トンカツ、 ステーキ、ブリーチーズ、若鳥のクリーム煮、
幅広い料理と美味しく合わせられます。
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