2014年4月度 頒布会ワインレポート 2/3 「ヴィニョーブル・ラトゥース・キュヴェ・スペシャル 2011年」
4月度 頒布会ワイン・レポート2/3
「ヴィニョーブル・ラトゥース・キュヴェ・スペシャル L 2011年」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。
お届けするワインについて、テイスティングで紹介していきます
今回のワインはタイプ別にご用意いたしました
・【スパークリングワイン】デュック・ダンリ
・【白ワイン】ヴィニョーブル・ラトゥース・キュヴェ・スペシャル L 2011年
・【ロゼワイン】ヴィュ・シャトー・ラモット・ロゼ2011年
の3本です。
今週は白ワイン「ヴィニョーブル・ラトゥース・キュヴェスペシャル L 2011年」を紹介します。
ヴィニョーブル・ラトゥース・キュヴェスペシャル L 2011年
ボルドーAOC
ソーヴィニョン・ブラン:60% セミヨン:40%
白ワイン・辛口・ミディアムボディ
ヴィニョーブル・ラトゥース・キュヴェ・スペシャル Lはだいぶ色が濃いです。
鮮やかな黄色を帯び、照り、輝きのある濃い色調と言ったところでしょうか。
凝縮度の高いブドウを用い、樽醗酵、樽熟成などで熟成された高品質な白ワインに見受けられる色合いです。
非常に豊かで華やかな香りがグラスに注いだ瞬間から立ち上がってきます。
色調と同じように、色の濃いフルーツが目に浮かびます。
花の蜜、蜂蜜、よく熟したあんず、マンゴー、カリン等。
温度が上がるにつれさらに香りがあがってきます。樽由来のバニラの香り。
甘い香りだけでなく、ソーヴィニヨン・ブランが主体だからでしょうか、
フレッシュなハーブ、ディルやタイムなどとかすかにスパイスの香りも感じられます。
色、香りと一緒で味わいもボリュームをかなり感じられます。
ただボリュームがあるだけではなくフランスらしいしっかりとした酸味。
それがあるのでただ甘いだけではなく、バランスが取れた白ワインだと思います。
しっかりとした果実味からくるワインの甘さ、それを支える樽の風味、苦味そして酸味。
ボルドーは白ワインの格付けはきちんと整備されてはおりませんが、もしきちんと格付けが整備されるならば、「グラン・クリュ」クラスの白ワインではないでしょうか。
ボルドーの白ワインの優れているところはミネラル感がしっかりある事ではないでしょうか。
濃い白ワインでここまでしっかりとしたミネラルがある産地は、世界でも珍しいと思います。
魚介の天ぷらやフライ。揚げ物のお料理と一緒にお召し上がりいただきますと、しっかりとした酸味、苦味が脂を切るだけではなく、また食べたいと言う気持ちにさせてくれ、 ついつい食事が進んでしまう組合せだと思います。
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