2012年7月頒布会ワインレポート
7月度頒布会ワイン・レポート
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。
今月はシャトーラモット2009年をボトルとBag In Boxで・・・と、いつもと様子が違いませんか?
なんと!こちらの商品( WINE BAG )は新商品として発売前にお届け、 頒布会の会員様への先行提供となりました!
「連れ出したくなるワイン!」
是非とも夏場のパーティーにもご活用ください!
WINE BAGは本日より発売開始です。 手土産に、贈り物に、是非ご検討下さい!
7月頒布会お届け品
・ヴィュ・シャトー・ラモット2009年(ボトル)
・WINE BAG シャトー・ラモット2009年 3リットル
箱ワイン・・・というとどうしても安いワインというイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、それは安いワインを入れているからです。中身を良いワインにすれば、こんな便利なものはありません。
そのクオリティーの高さをご自身で確かめていただけるよう、通常のビン詰めされた「ヴィュ・シャトー・ラモット2009年」とボトル4本分がたっぷり入った3リットルの「WINE BAG」。 中身は正真正銘のボルドーAOC、シャトー元詰めのワインです。
それでは、ヴィュ・シャトー・ラモット2009年のテイスティング・レポートです。
わずかに緑色を帯びた淡い黄色。
澄んだ透明感があります。
色の濃さがない事から、
樽で風味をつけたものでない事、
また長い熟成を経たワインでない事が分かります。
白ワインは、熟成していくと黄色味が濃くなり、
最終的に茶褐色へと変化していきます。
このワインは若くて、ストレートな果実味が
特徴である事が色からもわかります。
香りは最初スマートでやや控えめな印象を受けますが、
グラスを回していくと、ハーブ、ライム、レモンと爽やかな柑橘系の香りが広がります。若くて力強い香りです。
このハーブのような香り、少し燻したようなスパイシーな香りは、ソーヴィニヨン・ブランという品種の特徴的な香りでもあります。
ボルドーのほとんどのワインがそうであるように、このシャトー・ラモットも複数の葡萄品種をブレンド(アッサンブラージュ)する事で、味に深みとまろやかさを出しています。
シャトー・ラモットには、
ソーヴィニヨン・ブランが60%、
一方で、香りからは特徴がつかみにくいのですが、
セミヨンという葡萄も40%使用されています。
口当たりは、非常にフレッシュ。
いわゆる切れのある辛口です。
柑橘系の果汁の風味が広がり、
酸味と果実味がバランスよく合わさっています。
この果実の若々しい青さと酸味に、
ソーヴィニョン・ブランの特徴が活きています。
一方、飲み込んだ後の余韻に残るボディ、コク。
このボリューム感がセミヨンのもつ個性です。
ラモットのロゼにも共通する風味ですが、
独特の高いミネラル感があります。
このミネラルが、苦味・スパイシーさとともに、
様々な料理にあわせやすくしてくれます。
こうした、白ワインの味わいは、
料理全体にあわせても相性の良さを感じていただけると思います。
どうしても、白ワインというと、あわせるのは魚介類をイメージしがちですが、
このワインは、野菜そして、もちろん肉料理にもあいます。
合わせる料理を選ばない、オールラウンドプレイヤーと言えます。
たとえば
ハーブとレモンを使ってソテーした豚肉や
青みのあるネギとあわせた塩風味のチキン、つまり焼き鳥でも。
肉料理にあわせても、遜色ないボディがあるところがこのラモットの特徴。
この季節の、シャトー・ラモットの酸味が効いた味わいで、
食欲増進、夏バテ知らずです!
このワインを生産しているヴィニョーブル・ラトゥース社は、130ヘクタール以上の畑を所有し、ボルドーでもっとも大きな生産者の一人に数えられています。
1986年から1994年に渡って、世界的な醸造アドバイザーの権威ミシェル・ローラン氏の協力を得て、高品質なワイン作りに取り込んでいます。
その存在は、「ボルドーといえば赤ワイン」というイメージに一石を投じる存在として高く評価され、ボルドー市庁舎御用達のワインにも選ばれています。
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