2024年8月度 頒布会ワイン・レポート 2/3「シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年」「ドメーヌ・ニコラ・ブァロン2017年」
2024年8月度 頒布会ワイン・レポート 2/3
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年
ドメーヌ・ニコラ・ブァロン2017年
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。
今週は、
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年
ドメーヌ・ニコラ・ブァロン2017年
のご紹介です。
ボルドーAOC
メルロー20% / カベルネソーヴィニョン80%
軽やかで飲みやすい中にもしっかりとした渋みもあります。
どなたにでも好まれる大人気赤ワイン。
外観
紫と黒をあわせたような色鮮やかなルビー色。ほんのりとグラデーション色の変化を感じます。
グラデーションがでてきているというのはワインの凝縮度感は強すぎではないということです。
エッジ(縁)の部分は、紫やピンクが見えます。中心部は黒味が強いです。
香り
ブラック・ベリー、カシス、キャンディー、ブルーベリーのコンポート。赤い果実、ラズベリーやスグリの香り。 果実の香りに混ざってピーマンやしし唐の香りも。
持続性はやや短いですがしっかりと強く香ります。
グラスを回すと、果実の香りから、スミレの花、
スパイスのブラックペッパーの香りへと変化します。香りからも飲みやすさが感じられます。
味わい
非常に若々しく、パンチのある味わい。酸味と果実味を感じるはつらつとした口当たり。 爽やかな果実味を感じます。
味わいの中心は、この果実味。そこに渋味が絶妙にあわさってきています。
酸と果実味、渋味が全体の味わいを引き締めタイトなボディに感じます。
このタイプを飲むと、ボルドー赤ワインのエレガンスさを感じ取れます。
軽すぎず、重すぎず。柔らかく広がるのではなく、張り詰めている感じです、
そのバランスが最高に良いです。
余韻には果実味とほのか~なコクが心地よく残ります。
若々しさに溢れたミディアムボディの辛口。
今までボルドーワインを飲みつけていなかった方にも美味しく召し上がって頂けるワインです。
料理
比較的濃い目の味付けの料理との相性が良いです。ハム、リエットなどの肉のオードブル、ピザ、グラタンなどのチーズを使った料理,
ミートソースパスタ、ベーコンやソーセージ入りのトマトソースパスタ、
ローストビーフ、ステーキなどのシンプルな牛肉料理、
ローストチキンならハーブ、スパイスを詰めたもの。
ソテーでも同様にハーブ、
スパイスを使ったソースと併せて トマトを使った洋風鍋もお薦めです。
AOCコート・デュ・ローヌ
グルナッシュ:80% シラー:15% サンソー:5%
こちらはロバート・パーカーによるパーカーポイント92点です!
またローヌ系のワインを得意とする元Wine AdvocateのJeb Dunnuckが立ち上げたJeb dunnuck.comでも90ポイントの評価を得ています。生産者は、伝統的なワイン造りを守りつつ、最新の技術も取り入れ今ではミシュラン3つ星レストランのワインリスト常連(パリのGUY SAVOY、パリのフォーシーズンズホテルのLE CINQ、サン=ボネ=ル=フォワのREGIS ET JACQUES MARCONなど)となり、様々なワインコンテストやワイン評論家より高い評価を受けています。
外観
深く濃い赤色。ルビーレッドとガーネットカラー。香り
繊細なアロマの香り、バニラ、ラズベリー、ブラックベリー、プラム。鼻腔をフレッシュな赤い果実の香りが抜ける。ダークチョコレート、胡椒。
味わい
しっかりとした骨格を持ち、しなやかでシルキーなタンニンとのバランスが良いワイン。豊かな風味、素晴らしい仕上がりで、ドライな後味も秀逸。
料理
牛肉、子羊肉、鹿肉▲ページ上部へ