2021年1月度 頒布会レポート1/1
2021年1月度 頒布会ワイン・レポート 1/1
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1990年/1999年 」
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1996年/1998年 マグナムボトル」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。
1月の頒布会は、こちらをお届けさせて頂きました。
※1月分は年内にお届けさせていただきました。
極上 赤ワインセット (月々10,000円) | 特選 ワインセット (月々7,500円) | 選り抜き ワイン2本セット (月々6,000円) |
【極上 赤ワインセット】
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1990年」
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1996年マグナムボトル」
【特選 ワインセット】
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1999年」※リンク先は98年
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1998年マグナムボトル」
【選り抜きワイン 2本セット】
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1998年マグナムボトル」
をお届けさせて頂きました。
お召し上がりの30分から1時間前に開栓しておくとコクの風味にまろやかさが増し、
更に深い味わいをお楽しみいただけます。
ボルドーAOC
メルロー:20% カベルネ・ソーヴィニョン:75% カベルネ・フラン:5%
グラスの中に、紅葉の微妙な色調の変化を少しずつ詰め込んだような、
不思議と温かみを感じさせる色合いです。
長き年月を経て、ワインに透明感をもった輝きが出ています。
ボトルを開け、グラスに注ぐと、辺りに漂う複雑で時に甘さを感じさせる、華やかな香り。
香りのボリュームをしっかりと感じます。
様々な香りが現れては、徐々に混ざり合っていき、えもいわれぬ熟成香を発しています。
ナッツのような、香りがそれです。 徐々に甘いキャンディーのような香りも現れてきます。
しっかりと、ふくよかな口当たり。
果実味のコクと渋味成分があわさり、酸味は目立たないが、味の張りを調えています。
渋味成分のタンニンが非常に豊かで、口に留めると、
歯茎を引き締める収斂性、痺れるような感覚があります。
この部分が余韻にも、スパイシーさとなって現われてきます。
また、舌にミネラルの苦味、鉄分と石灰系の苦味を感じます。
栓を開けてから1時間ほどで、カシスの果実香も強く出て、
味わいには何とも言えない甘みが感じられ、より複雑味が出てきます。
お肉の赤身、脂身、塩・胡椒の味付けに非常に良く合います。
それらと混ざると口の中で何とも言えない甘さ・旨さを感じます。
この濃厚なワインは生ハム、カンパーニュ風塩漬け、赤ワイン煮込み、
ブール地区の名物「ボルドー風ヤツメウナギ」に完璧に合うでしょう。
チーズならコンテのようなチーズが凄く合います。
特別なワインですからゆっくりと時間をかけて飲む事が一番です。
ボルドーAOC
メルロー:20% カベルネ・ソーヴィニョン:75% カベルネ・フラン:5%
【マグナムボトルについて】
フランスワインの標準的な、ボトルサイズは750mlであるのに対し、
マグナムサイズは2倍の1500mlの量が入っています。
ワインは、ボトルのまま寝かせておいても、どんどん熟成が進んで、美味しさや香りを変化させていきますが、マグナムボトルで寝かせておくと、このボトル内の熟成がさらに、美味しさをアップさせるといわれています。
この秘密は、マグナムボトルのややずんぐりとした(1500ml)形状にあります。
注ぎ口の大きさが、750mlの標準ボトルとあまり変わらないのに、
胴体部分がどっしりとして、注ぎ口部分の空気にワインが触れにくくなり、
より安定した熟成作用をもたらします。
更に、量が多い為、一般の750mlよりも熟成が穏やかになり、
深みのある良質で飲み応えのあるワインに仕上がってきます。
つややかでハリのある外観、中心は赤と黒を3:7で 混ぜ合わせたような濃い色合い。
透明感はなくグラスの向こう側はまったく見えません。
中心からエッジにかけて、赤の割合がだんだんと強くなり、
最終的にはこげ茶色へときれいなグラデーションを形成しています。
このこげ茶色がレンガ色になり、やがてオレンジがかってくると、良い熟成を経た、古さの証しです。
コルクを開けてすぐは香りが閉じています。 黒こしょうとすみれの花の香り。
複雑な香りはあまり感じられず、若干インパクトが弱いと感じさせます。
グラスを回していくと徐々に木樽の香りが目立ちはじめ、
更に30分から1時間程置いておくと杉の香り、 バラのドライフラワーのような香りが豊かに感じられます。
口当たりはなめらか。タンニンがきめ細かく溶け込んでいます。
味の特徴はコクのある酸味。程よくフルーティーさを残しながらもフレッシュな酸味とは違う、
梅干のような熟成感をもった酸味です。 アルコールがしっかり乗ったパワフルな感じを受けますが、
それがこの酸味と合わさって違和感なく喉まですっと入ってくる。
後味に苦味がほどよく存在感を主張して心地良いバランスが取れています。
口に含んでから飲み込むまでが流れるようにスムーズで余韻は7秒。
他のヴィンテージと比べると果実感は一番強く感じるのですが、 熟成の甘味をあまり感じません。
液面には透明な層もしっかりと厚く、力強いアルコール感が予想できます。
沈殿物を底にしずめるため、召し上がる1週間程度前からボトルを立てて置いて下さい。
さらに18-20度で召し上がって頂ければこのワインの持つ独特のコクがワイン通も唸らせることでしょう。
お召し上がりになる30分~1時間前に開栓しておくとコクの風味にまろやかさが増し、
さらに深い味わいをお楽しみいただけるかと思います。
ワインだけを飲んでいるとすこし飲み疲れしてまうかもしれません。
まさにペッパーステーキが食べたくなる味です。
牛肉の赤身の旨味、脂に感じる甘味、 肉と合わせるならやっぱりボルドーだと強く思わせる味わいです。
スペアリブや子羊など脂の乗った肉料理との相性は最高です。
また梅肉ソースを使った豚肉料理や鳥肉の香草グリルなど、
臭みを消してさっぱりと食べられる料理にも合わせられます。
【動画】【ラベルの色の意味は?どう違うの?】MICHIGAMIワインとは?②【MICHIGAMIワイン】(3分53秒)
⇒ https://youtu.be/yfrcAwxN2MM
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