2020年9月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
2020年9月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1998年」
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2005年」
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2010年」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。
9月の頒布会は、こちらをお届けさせて頂きました。
極上 赤ワインセット (月々10,000円) | 特選 ワインセット (月々7,500円) | 選り抜き ワイン2本セット (月々6,000円) |
【極上 赤ワインセット】
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1998年」
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2005年」
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2010年」
【特選 ワインセット】
「シャブリ2015年 ドメーヌ・ド・ヴォルー」
「シャトー・ドゥ・ラ・リーニュ2015年」
「シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル1996年」
【選り抜きワイン 2本セット】
「シャブリ2017年 ドメーヌ・ド・ヴォルー」
「シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2002年」
をお届けさせて頂きました。
「シャブリ2015年 ドメーヌ・ド・ヴォルー」
「シャブリ2017年 ドメーヌ・ド・ヴォルー」
は一般販売をしておりません。
今回頒布会会員様に特別お届けさせて頂きました。
今週は極上赤ワインセットより、
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1998年」
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2005年」
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2010年」の
テイスティングレポートをお届けします。
ボルドーAOC
メルロー:20% カベルネ・ソーヴィニョン:75% カベルネ・フラン:5%
お召し上がりの30分から1時間前に開栓しておくとコクの風味にまろやかさが増し、
更に深い味わいをお楽しみいただけます。
1998年は比較的早い段階でこなれてきます。
2005年は1998年よりは少し時間がかかります。
2010年は飲んで味わいが硬いなと思われた場合は上記より少し時間が経ってからお試しいただければと思います。
成熟した赤ワインの旨みと華やかな果実感が同居するまさに「帝王!」
エールフランス航空ラウンジ取扱実績もある確かな品質
濃く、美しいガーネット色。
中心の色合いは赤黒く、グラスの向こう側はまったく 見えません。
粘性からエキス分の凝縮した、どっしりとしたフルボディである事が分かります。
開栓後すぐはスパイスとインクのような香りがありますが、
それほど強い香りではなく、柔らかい果実や花の香りはあまり感じられません。
グラスを廻していくと、強いバラの花の香り、徐々に果実の香りも表れてきました。
ダークチェリーの熟した香り。
そこにカシスリキュールのような、 凝縮した甘いニュアンスも加わります。
さらに時間を置くと、杉の木の香り、複雑なドライフラワーの香りへと変化していきます。
ほんの少し、湿った土のような香りもあります。
口当たりはなめらか。
ふくよかでとろりとした、オイリーな質感を持っています。
口に含むと全体が膜で覆われるような、肉厚な存在感があります。
酸味がキレイに口の中で広がっていく。
果実味とコクと渋味成分が三位一体となって合わさり、
甘い香りが出ているにもかかわらず、前半は、果実の甘味をほとんど感じない、
舌が乾くようなドライな印象を受けます。
香りと味わいのギャップがかなり大きいです。
時間の経過とともに、果実の甘味と、旨味がでてきて心地よい風味が続きます。
厚みと深みをうかがわせる余韻も力強く、質の高いワインであることがわかります。
後半は果実の甘さと旨さが、味わいの中心になっています。
ミネラルの苦味もアクセントになっている。
不思議な重厚感をもったワインと言えます。
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