はやくも到着ボジョレー・ヌーボー
今年の販売価格を、スーパー・コンビニ でみると、大分下がってきたなぁと感じます。
有名どころが¥3000を切っているわけで、あらためて、大手の流通のしくみ、数の強さというものを感じます。
つい、4,5年前までは、¥3000を超えてましたからね。
どうして、高いかというと、この記事のとおり、航空便な訳ですよ。
一般のワインは、船便です。フランスからなら2、3ヶ月かかります。
それが、税関やら、日本国内の物流ならで、解禁日の約3週間前に、到着させるために、飛行機ですから。
年末や、年明け、または、3月ごろに、忘れ去られた売れ残り?のボジョレー・ヌーヴォーが安売りの対象になっているのを、コンビニなどで見かけたりします。 これも、なんかさびしい気持ちにさせますね。
当たり前になってきた、ボジョレー・ヌーヴォー。ボジョレー・ヌーヴォー・ヴィラージュも一緒に売り出されていて、こちらのほうが、ランク上ということも、浸透してきているかもしれません。
しかし、本来の価格に近づけば、近づくほど、ボジョレー = 安ワインのイメージが拭えなくなってしまうのではないでしょうか。
熟成もできるボジョレーの クリュ・ボジョレーも 97年のワインブームで取り上げられても、その後は・・・。 有名になることと、理解されることとは、これまた別のものです。
すべてが、イメージ、イベント化にならないように願いたいものです。
なお、当店はボジョレーは扱っておりません。