価格:40,000円(税込)
(※こちらスライド式の木箱となります(写真は1998年の物))
(赤ワイン/辛口・フルボディ)
ボルドーAOC
メルロー:20%
カベルネソーヴィニョン:75%
カベルネフラン:5%
容量が大きいだけはなく、マグナムボトルの大きなボトルがもたらす熟成への影響により、一層深い奥行きとスケール感をもたらします。マグナムボトルならではの最高の味わいを是非ご堪能下さいませ
フランスワインの標準的な、ボトルサイズは750mlであるのに対し、マグナムサイズは2倍の1500mlの量が入っています。
ワインは、ボトルのまま寝かせておいても、どんどん熟成が進んで、美味しさや香りを変化させていきますが、マグナムボトルで寝かせておくと、このボトル内の熟成がさらに、美味しさをアップさせるといわれています。
この秘密は、マグナムボトルのややずんぐりとした(1500ml)形状にあります。注ぎ口の大きさが、750mlの標準ボトルとあまり、変わらないのに、胴体部分がどっしりとして、注ぎ口部分の空気に、ワインが触れにくくなり、より安定した熟成作用をもたらします。
更に、量が多い為、一般の750mlよりも熟成が穏やかになり、深みのある良質で飲み応えのあるワインに仕上がってきます。
熟成を経て初めてその優雅さを発揮する、真のボルドーワインを表現するにふさわしい潜在能力を持ったワイン。
作柄の良い年のみにリリースされる同シャトーのトップに当る品質は、ボルドーワイン愛好者ならば、一度は味わうべきワイン。開栓後、翌日に一層美味しくなっている事も。ジョンカードシリーズ最高峰の赤ラベル、納得の1本です。
外観 |
つややかでハリのある外観、中心は赤と黒を3:7で 混ぜ合わせたような濃い色合い。 透明感はなくグラスの向こう側はまったく見えません。 中心からエッジにかけて、赤の割合がだんだんと強くなり、最終的にはこげ茶色へときれいなグラデーションを形成しています。 このこげ茶色がレンガ色になり、やがてオレンジがかってくると、良い熟成を経た、古さの証しです。 |
香り |
コルクを開けてすぐは香りが閉じています。 黒こしょうとすみれの花の香り。 複雑な香りはあまり感じられず、若干インパクトが弱いと感じさせます。 グラスを回していくと徐々に木樽の香りが目立ちはじめ、 更に30分から1時間程置いておくと杉の香り、 バラのドライフラワーのような香りが豊かに感じられます。 赤ラベルに共通して感じられるべっこう飴のような独特の甘い香りは、 このヴィンテージからは強く感じられません。 |
味わい |
口当たりはなめらか。タンニンがきめ細かく溶け込んでいます。 味の特徴はコクのある酸味。程よくフルーティーさを残しながらもフレッシュな酸味とは違う、梅干のような熟成感をもった酸味です。 アルコールがしっかり乗ったパワフルな感じを受けますが、それがこの酸味と合わさって違和感なく喉まですっと入ってくる。 後味に苦味がほどよく存在感を主張して心地良いバランスが取れています。 口に含んでから飲み込むまでが流れるようにスムーズで余韻は7秒。 他のヴィンテージと比べると果実感は一番強く感じるのですが、 熟成の甘味をあまり感じません。 液面には透明な層もしっかりと厚く、力強いアルコール感が予想できます。 |
料理 |
ワインだけを飲んでいるとすこし飲み疲れしてまうかもしれません。 まさにペッパーステーキが食べたくなる味です。 牛肉の赤身の旨味、脂に感じる甘味、 肉と合わせるならやっぱりボルドーだと強く思わせる味わいです。 スペアリブや子羊など脂の乗った肉料理との相性は最高です。 また梅肉ソースを使った豚肉料理や鳥肉の香草グリルなど、 臭みを消してさっぱりと食べられる料理にも合わせられます。 |
備考 | お召し上がりの1~2時間前に開栓しておくとコクの風味にまろやかさが増し、更に深い味わいをお楽しみいただけます。 より美味しくお飲み頂く為、お召し上がりになる1日前より立てて置いておくことをお薦めします。 贅沢ディナーのメインディッシュはもちろん手の込んだ、しっかりとした味付けのお料理の最適なパートナーとしてテーブルにワイン好きのお客様の(急な)おもてなしにもお薦めです。 |
ボディのしっかりとしたコクのある赤ワインでその上品な味わいは、メドックの格付シャトーにも負けていません。 上質な土壌を持つ絶好の条件に恵まれたシャトーです
1989年フランスで最も権威のあるブラインド・テイスティングで1位に輝いた実績のあるシャトー・ラ・ジョンカード。 かの有名なペトリュスはその時5位。
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