価格:8,600円(税込)
(赤ワイン/辛口/フルボディ)
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1998年
フランス・ボルドーAOC
メルロー:20%
カベルネソーヴィニョン:75%
カベルネフラン:5%
赤ラベルは、樹齢55~65年の充分に成熟したブドウの木を使用して、カベルネ・ソーヴィニョンの品種のブドウを多く原料に使用しております。
カベルネソーヴィニョン種のブドウは、長期熟成させる程に、味、香りを深めていくことに特長があり、10年以上熟成して、いよいよ飲み頃を迎えるワインとなります。
また、品質へのこだわりとして、特に優れたブドウの収穫年にしか生産を行わないことで、自信を持ったワイン作りを行っています。
新樽で22ヶ月以上寝かせてあり、樽香の香りが料理の味わいに華やかさをもたらします。
タンニンが細やかで、肉厚な果実味とスパイシーな風味が口の中に広がります。
メルロとカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴をバランス良く合わせ持ち、華やかな香り。オーク樽で数年寝かした、まさにジョンカードの最も優れたワインです。
熟成を経て初めてその優雅さを発揮する、真のボルドーワインを表現するにふさわしい潜在能力を持ったワイン。
作柄の良い年のみにリリースされる同シャトーのトップに当る品質は、ボルドーワイン愛好者ならば、一度は味わうべきワイン。開栓後、翌日に一層美味しくなっている事も。ジョンカードシリーズ最高峰の赤ラベル、納得の1本です。
外観 |
凝縮した濃いルビー色。茶色い光沢もあります。 中心からエッジまで黒味が強く、グラスの向こう側は全く見えません。エッジ(縁)の部分に、ピンク、赤色が見えます。 グラデーションはほとんど出ておらず、強い味わいであることが予想されます。 |
香り |
最初からボリューム感に溢れた力強い香りがとれます。葡萄がより完熟した事を示す、リキュールのような濃い香り。カシスやブラック・ベリーの果実の香りです。 グラスを廻していくと、スミレの香り、後半ブラックペッパーのスパイスの香りも感じられます。キノコの香りも感じられるのは15年以上のワインならでは。 |
味わい |
しっかりと、ふくよかな口当たり。果実味のコクと渋味成分があわさり、酸味は目立たないが、味の張りを調えています。 今飲んでももちろん美味しいです。ただ、後20年もっと美味しくなる可能性もあるワインです。 渋味成分のタンニンが非常に豊かで、口に留めると、歯茎を引き締める収斂性、痺れるような感覚があります。 この部分が余韻にも、スパイシーさとなって現われてきます。また、舌にミネラルの苦味、鉄分と石灰系の苦味を感じます。 栓を開けてから1時間ほどで、カシスの果実香も強く出て、味わいには何とも言えない甘みが感じられ、より複雑味が出てきます。 |
料理 |
お肉の赤身、脂身、塩・胡椒の味付けに非常に良く合います。それらと混ざると口の中で何とも言えない甘さ・旨さを感じます。 この濃厚なボルドーワインは生ハム、カンパーニュ風塩漬け、赤ワイン煮込み、ブール地区の名物「ボルドー風ヤツメウナギ」に完璧に合うでしょう。 チーズならコンテのようなチーズが凄く合います。特別なワインですからゆっくりと時間をかけて飲む事が一番です。 |
より美味しく | お召し上がりの1時間前に開栓しておくとコクの風味にまろやかさが増し、更に深い味わいをお楽しみいただけます。 |
ボディのしっかりとしたコクのある赤ワインでその上品な味わいは、メドックの格付シャトーにも負けていません。 上質な土壌を持つ絶好の条件に恵まれたシャトーです
1989年フランスで最も権威のあるブラインド・テイスティングで1位に輝いた実績のあるシャトー・ラ・ジョンカード。 かの有名なペトリュスはその時5位。
知られざる秘蔵シャトーの赤ワインをお求めやすい価格でお楽しみ頂く事ができます。