★ 今日もつれづれ ハッピー ★ 第7回 「チョコレートで花粉症対策」

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★ 今日もつれづれ ハッピー ★ 第7回 「チョコレートで花粉症対策」



まだまだ花粉症がつらい季節が続きますね。
皆様、花粉症は大丈夫でしょうか?

この時期は、「花粉症だけど、チョコレート食べていいですか?」という質問をよく受けます。 もちろん、大丈夫です!チョコレートを選んでさえいただければ、むしろ、チョコレートは花粉症にもよいのです★  

厚生労働省の発表では、人口の16%が発症しているので、5人に1人は花粉症。この20年間増加を続けている、新しい国民病です。ご自身や、周りにいらっしゃる方も多いと思いますので、今回は「花粉症」とチョコレートとの良い関係についてお話をさせていただきます。  

いまさらですが、花粉症は、花粉をアレルゲンとした、免疫異常によって引き起こされるアレルギー症状です。イメージとしては、免疫が花粉を危険な異物と誤認識して、やっつけようと過剰な戦いをしまくっている、ある種ヒステリー状態に。
それに対し、チョコレートは、「もういいよ、大丈夫だよ」となだめてくれる 
といった図式でしょうか(笑)   

これは、チョコレートに含まれる3つの成分が、トリオで、あなたの暴れる免疫を、なだめたり、甘やかしたりして、癒し落ち着かせてくれるのです。素敵なイメージですね★

カカオの木

聖マリアンナ医科大学教授の鈴木登先生も、論文で発表されていらっしゃいますが、
『カカオ・ポリフェノール』は、免疫の過剰反応を抑えたり、カユミのもととなるヒスタミンの放出も抑制してくれます。
さらに、花粉症によってひきおこされる様々な炎症。炎症の時に発生する活性酸素にたいしても、消去作用があると言われています。 
なんかなだめられてきましたね。  

そして『テオブロミン』。
ギリシャ語で 神の食べ物 という名前を持つ成分で、カカオ豆の学名「テオブロマ・カカオ」の由来となっています。チョコレート以外では、あまり見られない成分で、自律神経を調節してリラックスさせる効果が有名です。 
癒される感じ、ドンドンしてきました。  

そして『カフェイン』。コーヒーや紅茶ほどではありませんが、チョコレートにも含まれています。中枢神経系に強く作用して、スッキリとさせるので、花粉症時の頭痛を緩和します。この作用があるので市販の鼻炎薬には配合してあります。  

なかなかの働きぶりでしょう。
そうなんです。本当はチョコレートって、使える、いいやつなんです(笑)

さて、選ぶチョコレートですが、これらの成分が多く含まれていることから、カカオ度数70%以上の上質なダークチョコレートがお勧めです。さらに油分が、代用油脂ではなく、カカオバター使用のものが健康にも良いので、よりベターです。表示シールを確認してみてください。
カカオバターの明記があるものをチョイスください。もし植物油脂の記載があった場合は、カカオバターより記載が後ろにあるものにしてください。  

効果的な摂取方法ですが、お出かけの30分前にお召し上がりくださいませ。
個人差はございますが約3時間ぐらいは、症状が和らいでいると思います。

花粉症で苦しんでいるご自身やお友達に、思いやりチョコ、プレゼントしてみてはいかがでしょうか?

お目にとめていただき、ありがとうございました。
池田貴子

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