6月度 頒布会ワイン・レポート 3/3
「 シャトー・ラ・ジョンカード 2007年 500ml 」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
今週は、果実の香り豊かでとてもマイルドな赤ワイン、シャトー・ラ・ジョンカード 2007年 500ml
のテイスティングレポートをお届けします。
シャトー・ラ・ジョンカード 2007年 500ml
ボルドーAOC
メルロー80% カベルネ・ソーヴィニョン20%
シャトー・ラ・ジョンカード 2007年は、ボルドーの果実味の若々しさを、充分に備え、しなやかな風味で我々を魅了します。
飲みやすく、かつ、しっかりとした渋味もあるのでどなたにも満足頂け、皆で楽しめるワインです。500mlのスタイリッシュなボトルはパーティにも◎
【外観】
紫と黒をあわせたような色鮮やかなルビー色。
ほんのりとグラデーション色の変化を感じます。
若い年号にも関わらず、グラデーションがでてきているというのはワインの凝縮度感は強すぎではないということです。
強い味わいのワインは、エッジの手前までほとんど色の変化がありません。エッジの部分は、紫やピンクが見えます。中心部は黒味が強いです。
【香り】
赤い果実、ラズベリーやスグリの香り。少し、キャンディーのような香りもあります。
グラスを回すと、果実の香りが消え、スミレの花、スパイスのブラックペッパーの香りが
出てきます。
香りからも、飲み易さが感じられます。
果実のジャムやリキュールといった香りは、ありません。
【味わい】
酸味と果実味を感じるはつらつとした口当たり。爽やかな果実味を感じます。
味わいの中心は、この果実味。そこに渋味があわさってきています。
酸と果実味、渋味が全体の味わいを引き締めタイトなボディに感じます。
このタイプを飲むと、ボルドー赤ワインのエレガンスさを感じ取れます。軽すぎず、重すぎず。柔らかく広がるのではなく、張り詰めている感じです。
そのバランスが良いです。
余韻には、果実味とほのかなコクが残ります。
なめらかな美味しさが楽しめるため、今までボルドーワインを飲みつけていなかった方にも、
美味しく召し上がって頂けるワインです。
【料理】
比較的濃い目の味付けの料理との相性が良いです。
ハム、リエットなどの肉のオードブル、ピザ、グラタンなどのチーズを使った料理ミートソースパスタ、ベーコンやソーセージ入りのトマトソースパスタ、 ローストビーフ、ステーキなどのシンプルな牛肉料理、ローストチキンならハーブ、スパイスを詰めたもの、ソテーでも同様にハーブ、スパイスを使ったソースと併せて トマトを使った洋風鍋もお薦めです。
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