6月度 頒布会ワイン・レポート 2/3
「 メルロー・シャトー・サント・バルヴ 2011年 」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
今週は、
メルロー・シャトー・サント・バルヴ 2011年
のテイスティングレポートをお届けします。
メルロー・シャトー・サント・バルヴ 2011年
ボルドーAOC
メルロー100%
シャトー・サント・バルヴは、ガロンヌ川岸に立地し、川の見事な眺望が広がっています。
ブドウ畑は現在30ヘクタールで、ガロンヌ川右岸の砂利質の沖積土です。ブドウの木の大部分は1999年にトゥートン家が所有権を得た後に植え直されました。
ブドウの木のうち足りなかった2万本を植え、また、全体で土地のほぼ半分のブドウの木を植え替えました。
【外観】
このワインは色鮮やかで、澄んでいます。
グラスを回すと綺麗なワインの水滴ができ、活き活きとした美しい色合い。
【香り】
若い果実の良い香りがします。
豊かなオーク香、キイチゴ、フランボワーズ、ブラックチェリーの香りが広がり、それに続いてプラムの香りのみならず、一瞬黒スグリの葉を思わせる香りが広がります。
空気を通すと、快いスパイスの香りが豊かになります。芳香の豊かなワインです。
【味わい】
程良い酸味とバランス。
はじめに果実味が感じられ、それに続く柔らかなタンニンがワインに優雅さを与えます。
滑らかで柔らかな渋味の上に木の香りが見事に現れます。
丸く柔らかい口当たりながら新鮮な赤い果物の風味を残したコクもあります。
バランスの取れたボルドー赤ワインです。
【料理】
柔らかな風味も特徴のワインなので、豚肉のフィレステーキと合わせるのも良いかと思います。また、ちょっと特別ですが「ヤツメウナギのボルドー風」はとってもお薦め。
ヤツメウナギとポロネギを赤ワインで煮込んだ料理で、ちょっと重めのソースが赤ワインと
相性抜群。
他には、チキンのブリーチーズ詰めも良いでしょう。
チキンフィレ(鶏胸肉)に穴を作って、中にブリーチーズを入れ焼くだけで簡単で美味しいです。 こちらのメルロー・シャトー・サンテ・バルヴとすごく合います。お薦めです。
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