5月度 頒布会ワイン・レポート 3/3
「シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル 2011年」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
今週は、その中から、シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル 2011年(赤ワイン)
のテイスティングレポートをお届けします。
こちら大変好評頂いており、先日まで売切れが続いていたワインです。
今回新規入荷いたしましたが、日本に到着したばかりでやや旅疲れています。より美味しくお飲み頂く為、お召し上がりになる1日前より立てて置いておく事をお薦めします。
又、開栓は15~30分前にしておくとコクの風味にまろやかさが増し、さらに深い味わいをお楽しみ頂けるかと思います。
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル 2011年
ボルドーAOC
メルロー:80%
カベルネ・ソーヴィニョン:20%
白ラベルは、樹齢25~35年の若木から、取れたブドウを使用 しています。
早い時期に成熟を迎える、メルロー種のブドウを多く使っているので、2~3年の比較的短い熟成期間でも、なめらかな美味しさが楽しめるため、今までワインを飲みつけていなかった方にも、美味しく召し上がって頂けるワインです。
また、長期熟成に適した、カベルネソーヴィニョン種のブドウを ブレンドしているため、時が経つごとに味わいの変化をお楽しみ頂けます
【外観】
エッジ(縁)に紫色を強く残す、赤と黒が混ざった色合い。グラスの向こう側が透けて見えないぐらい濃く、凝縮感をもっている。透明感は少ない。
【香り】
開栓後すぐにスミレの花、カシスの香り。
華やかな果実香が心地良く広がります。グラスを回していくと、だんだんと黒胡椒のようなスパイシーな香りが立ってきます。
時間を置くと更に、プラムのようなよく熟した甘い香り、ビターチョコレートのようなほろ苦くも香ばしい香りが出てきます。
【味わい】
果実味が豊富で、若々しい果実の酸味が心地良く、全体のバランスをスマートに引締めています。
どっしりとしたコクのあるタイプというよりは、この酸味と渋味のスムーズな口当たりが、特徴的なタイプです。
ただし、あくまでもこれはボルドーの赤ワインの中では、そういうタイプという話。
ブルゴーニュや他国のワインも含めた、世間一般のカテゴリーで言うと正真正銘のフルボディの辛口にあたります。
タンニンはまだ若干荒いですが、若いうちからしなやかにこなれた味わいを楽しんでいただける一本です。
【料理】
お肉料理全般と合わせやすいですが、特にポン酢で味付けをした料理、しゃぶしゃぶや和風ハンバーグ、ローストビーフ等との組合せがお薦めです。
他にもトマトやチーズを使ったパスタやピザ、
野菜を使った煮込み料理との相性をお楽しみいただけます。
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