MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
今回は、豊かな果実味、均整の取れたバランス、
シャトー・ドゥ・ラ・リーニュ 2009年をご紹介いたします。
Chateau De La Ligne 2009
シャトー・ドゥ・ラ・リーニュ 2009年
ボルドーAOC
メルロー:60% カベルネ・ソーヴィニョン:30% カベルネ・フラン:10%
赤ワイン・辛口・ミディアムボディ
外観
赤紫がかった、透明感あるガーネット。
全体がわずかに茶色味を帯びています。
グラスとの接点を見ると、透明な部分と赤紫の部分が2層に分かれている事が分かります。
香り
グラスにそそいでまず感じられるのは、スミレ、プラム、ロースト・シナモンの香り。開栓後すぐは香りが控えめな印象ですが、時間の経過とともに華やかなブーケが感じられ、飲み始めから飲み終わりまでの変化も楽しめます。
味わい
口当たりは非常に優しく、豊かな果実味が口の中に広がります。酸味は適度で、タンニンも少なめの柔らかい印象です。丸みある味わいでメルローらしい、まったりとした感じと瑞々しいプラムの果実味を併せもったミディアム・ボディのワインです。
葡萄のブレンド比率は、
メルロー:60%
カベルネ・ソーヴィニヨン:30%
カベルネ・フラン:10%
伝統的なボルドー・ブレンドでありながら、軽やかで飲みやすく、酸味と渋味のバランスが非常によく、まとまっています。さらりした果実味の中に、酸味・渋味・コクが小気味よくおさまり、開栓後30分ほどで口の中で感じる香りがより華やかに感じられます。
ボルドーワイン初心者から上級者まで、納得のいく味わいではないでしょうか。
オススメ料理はカツオのタタキ、トンカツ、ステーキ、ブリーチーズ、若鳥のクリーム煮、幅広い料理と美味しく合わせられます。