2013年3月度頒布会 3/3 「シャトー・ラ・ジョンカード 赤ラベル 2000年」

3月度 頒布会ワイン・レポート 3/3
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2000年

MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。

今週はシャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2000年をご紹介いたします。

頒布会3月 シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル 2000年


Château La Joncarde Red Label 2000
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2000年

【外観】
凝縮した濃いルビー色。
中心からエッジまで黒味が強く、 グラスの向こう側はまったく見えません。
エッジ(縁)の部分に、ピンク、赤色が見えます。
グラデーションはほとんど出ておらず、 強い味わいであることが予想されます。


【香り】
最初からボリューム感に溢れた力強い香りがとれます。
葡萄がより完熟したことを示す、リキュールのような濃い香り。
カシスやブラック・ベリーの果実の香りです。
グラスを廻していくと、スミレの香り、 後半ブラックペッパーのスパイスの香りも感じられます。


【味わい】
しっかりと、ふくよかな口当たり。
果実味のコクと渋味成分があわさり、 酸味は目立たないが、味の張りを調えています。
渋味成分のタンニンが非常に豊かで、口に留めると、 歯茎を引き締める収斂性、痺れるような感覚があります。 

この部分が余韻にも、スパイシーさとなって現われてきます。
また、舌にミネラルの苦味、鉄分と石灰系の苦味を感じます。
栓を開けてから1時間ほどで、カシスの果実香も強く出て、
味わいには何とも言えない甘みが感じられ、より複雑味が出てきます。

オススメ料理は、わさび風味の牛肉のたたき、定番の仔羊のグリル・ロースト。
すき焼きや、照り焼きなどの醤油を使った料理、 また、鰻などの蒲焼。
キレのある酸味に、和食の風味との相性もオススメです。



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