2025年3月度 頒布会ワイン・レポート 1/2
デュック・ダンリ
ラーム・ドゥ・ローズ 2020年(クラレタイプ)
ドメーヌ・ニコラ・ブァロン2017年
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
3月の頒布会ワインは、こちらをお届けさせて頂いております。
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極上 赤ワインセット |
特選 ワインセット (月々7,500円) ■デュック・ダンリ ■ラーム・ドゥ・ローズ 2020年(クラレタイプ) ■ジョンカード紅白ラベル2011年 |
をお届けさせて頂きました。
今週は、デュック・ダンリ、ラーム・ドゥ・ローズ 2020年(クラレタイプ)、 ドメーヌ・ニコラ・ブァロン2017年のご紹介です。
デュック・ダンリ
ブルゴーニュ地方
アイレン
炭酸の存在感を主張する力強い泡立ち。
複雑味を抑えた爽やかな味わいに仕上がっています。
それから青りんごや洋ナシ。
色合いや香りからも十分に爽やかさが伝わってきます。
時間が経ってワインの温度が上昇してくると、クラッカーの様な乾いた香りも出てきます。
清涼感をともなうほのかな苦味もあります。
酸味は香りからとれるイメージのままに、スウィーティーや青りんごを絞ったようなフレッシュで果実味に富んだ味わい。
この酸味が後味に感じる心地よい甘味へとつながっていきます。
舌に感じる塩味・石灰のようなミネラル感が、ただの爽やかで終わらず、その存在感を示しています。
余韻に感じるほのかな甘みが全体の印象をさらに爽やかなものへと昇華させています。
甘口スパークリング・ワインにありがちな、しつこい甘さではなく、飲み込んだ後にわずかに感じる甘い果実味、清涼感をともなったミントキャンディーのような甘さです。
このデュック・ダンリというスパークリング・ワインは【アイレン】というブドウ品種を使用しています。
豊かな果実味と清涼感を感じさせる味わいが、食前酒だけにとどまらず、様々なシーンに活躍してくれます。
ジェノベーゼ・パスタ、豚肉鶏肉の香草パン粉焼きなど野菜・ハーブとの相性も楽しめます。
ラーム・ドゥ・ローズ2020年クラレタイプ
ボルドーAOC
メルロー:40% カベルネソーヴィニョン:30% カベルネ・フラン:30%
エールフランス航空ファーストクラスラウンジにも採用実績を持つ実力派ロゼワイン
「Larmes de Rose」ローマ人がびっくりしたクラレタイプを再現しました!
ロゼワイン2に対して強炭酸水を1の割合で割って飲むのもオススメです!
酸味は少なめ。時間がたった後も味わいが変わりなく続く。
ハム、ローストビーフ、鶏、豚肉ソテーのシンプルなトマトソース。
豚細切れ肉ケチャップソテーなど、ケチャップを使った料理豚挽き肉の赤ピーマンつめ。ロールキャベツ、鶏の唐揚げ、小魚の塩焼き、フライ、生牡蠣、アスパラやブロッコリなどの緑野菜のボイル。ミートソースにも美味しいです。
トマトの渋味とも凄く合います。お寿司にも◎。
AOCコート・デュ・ローヌ
グルナッシュ:80% シラー:15% サンソー:5%
こちらはロバート・パーカーによるパーカーポイント92点です!
またローヌ系のワインを得意とする元Wine AdvocateのJeb Dunnuckが立ち上げたJeb dunnuck.comでも90ポイントの評価を得ています。
生産者は、伝統的なワイン造りを守りつつ、最新の技術も取り入れ今ではミシュラン3つ星レストランのワインリスト常連(パリのGUY SAVOY、パリのフォーシーズンズホテルのLE CINQ、サン=ボネ=ル=フォワのREGIS ET JACQUES MARCONなど)となり、様々なワインコンテストやワイン評論家より高い評価を受けています。
鼻腔をフレッシュな赤い果実の香りが抜ける。ダークチョコレート、胡椒。
豊かな風味、素晴らしい仕上がりで、ドライな後味も秀逸。