2023年7月度 頒布会ワイン・レポート 2/3
「ラーム・ドゥ・ローズ2020年 クラレタイプ」
「ラーム・ドゥ・ローズ 2019年375ml」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
今週は「ラーム・ドゥ・ローズ2020年 クラレタイプ」「ラーム・ドゥ・ローズ 2019年375ml」のご紹介です。
エールフランス航空ファーストクラスラウンジにも採用実績を持つ実力派ロゼワイン 「Larmes de Rose」ローマ人がびっくりしたクラレタイプを再現しました!。
酸味は少なめ。時間がたった後も味わいが変わりなく続く。
ハム、ローストビーフ、鶏、豚肉ソテーのシンプルなトマトソース。
豚細切れ肉ケチャップソテーなど、ケチャップを使った料理豚挽き肉の赤ピーマンつめ。
ロールキャベツ、鶏の唐揚げ、小魚の塩焼き、フライ、生牡蠣、アスパラやブロッコリなどの緑野菜のボイル。
ミートソースにも美味しいです。トマトの渋味とも凄く合います。お寿司にも◎。
黒ぶどうから色合いと渋味、そして 果実味がしっかりと抽出されていると予想できます。
柑橘系のニュアンスを含んだ白い花の香り、そこから野菜のような少し青っぽい香り、熟す前のトマト、青ピーマン、 パプリカ、アスパラガス・・・
濃い緑色をした野菜の香りが中核にあります。
時間が経過 するとさくらんぼ、ゆすら梅のようなやや甘酸っぱい香りも出てきました。
爽快な果実味が心地よく、偉大なボルドーの赤ワインを生み出すメルローやカベルネ・ソーヴィニョンから造られているとは到底思えない爽やかな辛口ロゼワインです。
酸味が全体を引き締め、洗練された飲みやすさがあります。
渋味は控え目でおとなしく、ロワールのロゼ・ダンジュのような「ロゼは甘口」というイメージを引っくり返す非常にシャープな口当たりです。
ロゼ独特の粉っぽさというか、まとわりつくような質感がなく、さらっとした中にしっかりとしたミネラルの存在感があり、絶妙のバランスを整えています。
ラーム・ドゥ・ローズの特徴はなんと言ってもこのミネラル感!
ボルドーの白では合わせずらい、海老を使った料理や、中華料理全般、炒め物など油をしっかり使う料理との相性は特にお薦めです。
口の中にとどめると、わずかに感じるピリピリとしたスパイシーな刺激が感じられます
この刺激があるから肉料理にも合わせられます、塩味を利かせた肉料理にぴったりです。
ハムとチーズ、刻みキャベツたっぷりのトルティーヤやオープンサンド、フィンガーフード、揚げ物、ブイヤベース、トマトソースの料理、四川料理などなど、とにかく使い勝手いい万能なロゼワインです。