2023年7月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
「ジョンカードオリジナルラベル2017年」
「ジョンカード白ラベル2019年」
「ジョンカード黒ラベル2016年375ml」
「ジョンカード赤ラベル2006年」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
今回は極上赤ワインコースに特別に1本ラーム・ドゥ・ローズ・クラレタイプをおつけさせていただきました。
その為、4本分をお届け!ぜひ試飲として感想をお待ちしております!
また、特選ワインセットはこの時期アウトドアにも活躍しそうなハーフボトルを2本お届け致しました。
7月の頒布会ワインは、こちらをお届けさせて頂いております。
極上 赤ワインセット |
特選 ワインセット (月々7,500円) ■ラーム・ドゥ・ローズ2019年375ml ■ジョンカード黒ラベル2016年375ml ■ジョンカード オリジナルラベル2017年 ■キュヴェ・スペシャルL2015年 |
をお届けさせて頂きました。
今週は「シャトー・ラ・ジョンカード オリジナルラベル2017年」「シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2019年」「シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2016年375ml」 「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2006年」のご紹介です。
ジョンカードオリジナルラベルはジョンカード白ラベルのラベル違いとなります。
こちらのオリジナルラベルは現在一般販売を行っておりません。
何とこちらタリーズコーヒー プライムファイブ東急プラザ銀座店にてグラスでもボトルでもお楽しみいただくことができます!
今回頒布会極上赤ワインコースにてお届けさせて頂きましたのはオリジナルラベルは2017年ヴィンテージ。
2019年の白ラベルと比較するとかなり味わいに深みが出てきており、コクもしっかりと感じられ、非常に美味しく成長していると感じました。※以下は白ラベル2019年を基調としたレポートとなります。
ほんのりとグラデーション色の変化を感じます。
グラデーションがでてきているというのはワインの凝縮度感は強すぎではないということです。
エッジ(縁)の部分は、紫やピンクが見えます。中心部は黒味が強いです。
赤い果実、ラズベリーやスグリの香り。
果実の香りに混ざってピーマンやしし唐の香りも。
持続性はやや短いですがしっかりと強く香ります。
グラスを回すと、果実の香りから、スミレの花、 スパイスのブラックペッパーの香りへと変化します。香りからも飲みやすさが感じられます。
酸味と果実味を感じるはつらつとした口当たり。
爽やかな果実味を感じます。
味わいの中心は、この果実味。そこに渋味が絶妙にあわさってきています。
酸と果実味、渋味が全体の味わいを引き締めタイトなボディに感じます。
このタイプを飲むと、ボルドー赤ワインのエレガンスさを感じ取れます。
軽すぎず、重すぎず。柔らかく広がるのではなく、張り詰めている感じです、 そのバランスが最高に良いです。
余韻には果実味とほのか~なコクが心地よく残ります。
若々しさに溢れたミディアムボディの辛口。
今までボルドーワインを飲みつけていなかった方にも美味しく召し上がって頂けるワインです。
ハム、リエットなどの肉のオードブル、ピザ、グラタンなどのチーズを使った料理, ミートソースパスタ、ベーコンやソーセージ入りのトマトソースパスタ、 ローストビーフ、ステーキなどのシンプルな牛肉料理、 ローストチキンならハーブ、スパイスを詰めたもの。
ソテーでも同様にハーブ、 スパイスを使ったソースと併せて トマトを使った洋風鍋もお薦めです。
375mlのハーフボトルは非常に飲みやすいサイズ。
アウトドアでも大活躍しますし、一人で飲み切るのに丁度良いです。
ボトルもお洒落で格好良いです。
グラスの向こう側が透けて見えないぐらい濃く、凝縮感をもっている。
透明感は少ない。
華やかな果実香が心地良く広がります。
グラスを回していくと、だんだんと黒胡椒のようなスパイシーな香りが立ってきます。
時間を置くと更に、プラムのようなよく熟した甘い香り、 ビターチョコレートのようなほろ苦くも香ばしい香りが出てきます。
コク、酸味、渋み、バランスがしっかりと取れている。
タンニンはやや粗めですが、しなやかにこなれた味わいを楽しんでいただける1本です。
若々しい果実味の後に、喉の奥でしっかりとした力強さを感じます。
後味もとても心地良く拡がり、ぎゅうっと凝縮したアロマが鼻腔へと軽やかに抜けていきます。
白ラベルとブドウの配合は同じですが、黒ラベルの方が重いです。
レバーペーストのパテ、キノコやベーコン入りトマトソースパスタ、 ビーフシチュー、 ペッパーステーキなどの牛肉料理も。
焼き鳥のササミ(塩・わさび)、豚肉料理、チーズ、スパイスを使ったコクのあるソースの料理、 スペアリブなどのグリル、仔羊など脂味が多い肉料理など最適です。
お召し上がりの3時間位前に開栓しておくと香りが開き、コクの風味にまろやかさが増し更に味わい深さをお楽しみいただけます。
濃縮されたコクのあるしっかりした味わいだから抜栓して翌日飲んだ方が美味しいくらいです。
翌々日でも美味しいでしょう。
非常にバランスの取れた品のある味わい深い葡萄酒です。
しっかりした料理と合わせて、ゆっくりと時間をかけて味わいの変化をお楽しみください。
成熟した赤ワインの旨みと華やかな果実感が同居するまさに「帝王!」
エールフランス航空ラウンジ取扱実績もある確かな品質
中心からエッジまで黒味が強く、グラスの向こう側は全く見えません。
エッジ(縁)の部分に、ピンク、赤色が見えます。
グラデーションはほとんど出ておらず、強い味わいであることが予想されます。
葡萄がより完熟した事を示す、リキュールのような濃い香り。
カシスやブラック・ベリーの果実の香りです。
グラスを廻していくと、スミレの香り、後半ブラックペッパーのスパイスの香りも感じられます。
果実味のコクと渋味成分があわさり、 酸味は目立たないが、味の張りを調えています。
渋味成分のタンニンが非常に豊かで、口に留めると、 歯茎を引き締める収斂性、痺れるような感覚があります。
この部分が余韻にも、スパイシーさとなって現われてきます。
また、舌にミネラルの苦味、鉄分と石灰系の苦味を感じます。
栓を開けてから1時間ほどで、カシスの果実香も強く出て、味わいには何とも言えない甘みが感じられ、より複雑味が出てきます。
それらと混ざると口の中で何とも言えない甘さ・旨さを感じます。
この濃厚なワインは生ハム、カンパーニュ風塩漬け、赤ワイン煮込み、ブール地区の名物「ボルドー風ヤツメウナギ」に完璧に合うでしょう。
チーズならコンテのようなチーズが凄く合います。
特別なワインですからゆっくりと時間をかけて飲む事が一番です。