2022年10月度 頒布会ワインレポート2/2

2022年10月度 頒布会ワイン・レポート 2/2
「シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2016年」
「シャトー・ラブランヌ2017年」


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。

今週は「シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2016年」「シャトー・ラブランヌ2017年」のテイスティングレポートをお届けします。


シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル 2018年

ボルドーAOC
メルロー80% カベルネソーヴィニョン20%

ジョンカード黒ラベル

外観

エッジ(縁)に紫色を強く残す、赤と黒が混ざった色合い。

グラスの向こう側が透けて見えないぐらい濃く、凝縮感をもっている。

透明感は少ない。

香り

開栓後すぐにスミレの花、カシスの香り。

華やかな果実香が心地良く広がります。

グラスを回していくと、だんだんと黒胡椒のようなスパイシーな香りが立ってきます。

時間を置くと更に、プラムのようなよく熟した甘い香り、ビターチョコレートのようなほろ苦くも香ばしい香りが出てきます。

味わい

しなやかな口当たり。しっかりとしたフルボディの辛口。

コク、酸味、渋み、バランスがしっかりと取れている。

タンニンはやや粗めですが、しなやかにこなれた味わいを楽しんでいただける1本です。

若々しい果実味の後に、喉の奥でしっかりとした力強さを感じます。

後味もとても心地良く拡がり、ぎゅうっと凝縮したアロマが鼻腔へと軽やかに抜けていきます。

白ラベルとブドウの配合は同じですが、黒ラベルの方が重いです。

料理

濃縮した味わいのワインには、それに負けない濃厚な味わいの料理がお薦めです。

レバーペーストのパテ、キノコやベーコン入りトマトソースパスタ、 ビーフシチュー、 ペッパーステーキなどの牛肉料理も。

焼き鳥のササミ(塩・わさび)、豚肉料理、チーズ、スパイスを使ったコクのあるソースの料理、 スペアリブなどのグリル、仔羊など脂味が多い肉料理など最適です。

シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル


シャトー・ラ・ブランヌ 2017年

バリューボルドーの受賞歴もある、
高品質ボルドー赤ワイン。

AOCメドック/クリュ・ブルジョワ
メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、プティヴェルド


シャトー・ラ・ブランヌ2016年

外観

澄んだ輝きのあるルビーがかったガーネット色。

香り

ドライストロベリーやセミドライのプルーン、
乾燥したザクロの香りのニュアンス。
甘草、黒胡椒、ナツメグなどのスパイスの香りや
クローブやディルのような独特な香りも感じられます。

味わい

口当たりはやや強いが、豊かな甘みはボリューム感あるアルコールからきています。
酸味はやさしく、収斂性はさほど感じないのは
非常にバランスが良いことを証明しています。ミネラル感もあります。

料理

仔羊背肉のグリエ、牡丹鍋、ジンギスカン etc.

シャトー・ラブランヌ