2022年10月度 頒布会ワイン・レポート 1/2
「猪ジャーキー」
「ジョンカード紅白ラベル2008年」
「ジョンカード紅白ラベル2011年」
「ジョンカード紅白ラベル2014年」
「ラ・ジョンカード紅白ラベル2015年」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
10月の頒布会は、こちらをお届けさせて頂きました。
極上 赤ワインセット |
特選 ワインセット (月々7,500円) ■猪ジャーキー ■ジョンカード紅白ラベル2008年 ■ジョンカード紅白ラベル2011年 ■ジョンカード紅白ラベル2015年 |
選り抜き ワイン2本セット (月々6,000円) ■猪ジャーキー ■ジョンカード黒ラベル2016年 ■シャトー・ラブランヌ 2017年 |
をお届けさせて頂きました。
シャトー・ラブランヌ 2017年は一般販売をしておりません。
今回選り抜きワイン2本セットの方へ特別にお届け致しました。
今週は
「猪ジャーキー」
「シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル」
のテイスティングレポートをお届けします。
岐阜にジビエの総元締めの方がいらっしゃいます。
その方から、道上個人にと、猪ジャーキーを作っていただきました。(ちなみに道上は軽く炙って食べました。)
あまりにも美味しかったので、頒布会の皆さんにもお裾分けを、と考えました。ただ、ジビエが苦手だという方もいらっしゃるのでまずは1枚用意させていただきました。
量に制限があるためこれは非売品です。
中心の色合いは赤黒く、グラスの向こう側はまったく見えません。
エッジ(縁)の部分には熟成を示すオレンジ色、茶色が出るか出ないか微妙なところです。
色が変わり始めていますが、はっきりとしたグラデーションはまだ見られません。
粘性はしっかりと厚みのあるレッグス(グラスを傾けた時のワインの垂れ具合)がみられる事から、 アルコールが十分にのったフルボディである事が分かります。
開栓直後からふくよかな果実の香りが前面に出ています。
グラスを回していくと、バラの花、ブラックペッパー、コーヒーキャンディー、ココア、バニラや土の香り・・・
熟成によってコンポートやローストシュガーのような甘い香りも出てきています。
時間を置くと、鉛筆のような炭素っぽいニュアンスを含んだ木の香り、インクのような香りも感じられます。
香りの要素は実に多彩で、それらが一つ一つの要素を構成しながら、全体として大きな香りの塊となって複雑な印象を与えています。
酸は大人しく、全体のバランスを引締めながらも果実味の中に熟成の旨みが見えてきています。
タンニンもなめらかに落ち着いており、ギスギスした感じはありません。。
こちらの紅白ラベルは抜栓して30~1時間程たってから飲むと更に美味しく、翌日の方が美味しいことも。
濃い目の味付けの中に、ほんのりと甘味のある料理との相性は特におすすめです。