2022年9月度 頒布会ワイン・レポート 2/2
「ヴィュ・シャトー・ラモット 2019年」
「シャトー・パレ・カーディナル 2016年」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
今週はヴィュ・シャトー・ラモット 2019年、シャトー・パレ・カーディナル2016年のテイスティングレポートをお届けします。
ヴィュ・シャトー・ラモット2019年
ボルドーAOC
ソーヴィニョン・ブラン:60% セミヨン:40%
色の濃さがない事から、樽で風味をつけたものでない事、また長い熟成を経たワインでない事が分かります。
白ワインは、熟成していくと黄色味が濃くなり、最終的に茶褐色へと変化していきます。
このワインは若くて、ストレートな果実味が特徴である事が色からもわかります。
若くて力強い香りです。
このハーブのような香り、少し燻したようなスパイシーな香りは、ソーヴィニヨン・ブランという品種の特徴的な香りでもあります。
しっかりとした酸味に果実味、そしてコクが続き、味わいを構成している。
ミネラル分の苦みもほのかに感じる.
余韻は心地よい苦み、塩味、コクがバランスよく残り、切れ味がよい
焼き白身魚、オリーブオイルやレモンライムと魚介系のオードブル全般、白身魚のカルパッチョシーフードパスタ、エビ、カニなどの料理、グラタン、焼き鳥 塩 爽やかな飲み口にコクを感じさせるのこのワインは料理を選びません。
軽やかな味わいの食事との相性は抜群ですし、コクのある料理に対するアクセントとしても、その魅力をお楽しみいただけます。
シャトー・パレ・カーディナル2016年
AOC サンテミリオン グラン・クリュ
メルロー:73% カベルネ・ソーヴィニョン:23% カベルネ・フラン:4%
全米のワイン専門誌「WINE ENTHUSIAST」のジャーナリスト「ロジャー・ボス」92点!
WINE ENTHUSIAST ロジャーボス氏のコメント
「サンテミリオンのカベルネ・ソーヴィニョンがふんだんに使われている為、洗練された骨格を与え、カシスと酸味もしっかりと感じられます。とても香りが良く、また魅力的な酸味です。」
新しいオーク樽で熟成させたサンテミリオン・グラン・クリュ。
口当たりはミディアムボディで魅力的なしなやかな質感、十分にこなれた酸味、後味にシルクのような滑らかな口当たりが堪能できます。
時間の経過とともに変化を見せるワインです。タンニンは完璧にまとまっています。
もしそう感じた場合は、飲む1~2時間前の開栓をお試しください。