2022年7月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
「パレタ・イベリカ・ベジョータ スライス」
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2004年」
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2006年」
「シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・トラディション2017年」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
7月の頒布会は、こちらをお届けさせて頂きました。
極上 赤ワインセット |
特選 ワインセット (月々7,500円) ■キュヴェ・スペシャルL2015年 ■シャトー・ラ・ブランヌ 2017年 ■ジョンカード白ラベル2018年 |
選り抜き ワイン2本セット (月々6,000円) ■ラーム・ドゥ・ローズ2019年 ■ジョンカード紅白ラベル2010年 |
今回、極上赤ワインセットの方に生ハム、パレタ・イベリカ・ベジョータ・スライスをお付けさせて頂きました。
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2004年、2006年、シャトー・ラ・ブランヌ2017年は現在一般販売をしておりません。
今回頒布会会員様の方へ特別にお送りさせていただきました。
今週は
パレタ・イベリカ・ベジョータ・スライス
熟成期間24ケ月以上のベジョータ・イベリコ豚の前足をスライスした商品です。
パレタは前足ですが柔らかくイベリコ豚ベジョータ特有の濃厚な旨みをしっかりと感じられます。
スライスの間にビニールシートがはさまっております。
肉の脂でシートがずれている場合がございますが、ビニールシートをしっかりはがしてお召し上がり下さい。
常温でしばらくおいてから、ビニールからはずしますときれいに肉がはずれます
ボルドーAOC
メルロー:20% カベルネ・ソーヴィニョン:75% カベルネ・フラン:5%
お召し上がりの1時間位前に開栓しておくと香りが開き、コクの風味にまろやかさが増し更に味わい深さをお楽しみいただけます。
濃縮されたコクのあるしっかりした味わいだから抜栓して翌日飲んだ方が美味しいくらいです。
翌々日でも美味しいでしょう。
非常にバランスの取れた品のある味わい深い葡萄酒です。
しっかりした料理と合わせて、ゆっくりと時間をかけて味わいの変化をお楽しみください。
成熟した赤ワインの旨みと華やかな果実感が同居するまさに「帝王!」
エールフランス航空ラウンジ取扱実績もある確かな品質
中心からエッジまで黒味が強く、グラスの向こう側は全く見えません。
エッジ(縁)の部分に、ピンク、赤色が見えます。
グラデーションはほとんど出ておらず、強い味わいであることが予想されます。
葡萄がより完熟した事を示す、リキュールのような濃い香り。
カシスやブラック・ベリーの果実の香りです。
グラスを廻していくと、スミレの香り、後半ブラックペッパーのスパイスの香りも感じられます。
キノコの香りも感じられるのは15年以上のワインならでは。
果実味のコクと渋味成分があわさり、酸味は目立たないが、味の張りを調えています。
渋味成分のタンニンが非常に豊かで、口に留めると、 歯茎を引き締める収斂性、痺れるような感覚があります。
この部分が余韻にも、スパイシーさとなって現われてきます。
また、舌にミネラルの苦味、鉄分と石灰系の苦味を感じます。
栓を開けてから1時間ほどで、カシスの果実香も強く出て、味わいには何とも言えない甘みが感じられ、 より複雑味が出てきます。
それらと混ざると口の中で何とも言えない甘さ・旨さを感じます。
この濃厚なワインは生ハム、カンパーニュ風塩漬け、赤ワイン煮込み、ブール地区の名物「ボルドー風ヤツメウナギ」に完璧に合うでしょう。
チーズならコンテのようなチーズが凄く合います。
特別なワインですからゆっくりと時間をかけて飲む事が一番です。
AOCシャトーヌフ・デュ・パプ
グルナッシュ:75% ムールヴェードル:
11% シラー:11% ヴァカレーズ、クノワーズ、サンソー:3%
こちらはロバート・パーカーによるパーカーポイント94点です!
元Wine AdvocateのJeb Dunnuckが立ち上げたJeb dunnuck.comでは94ポイントの高評価。 WINE SPECTATOR では92ポイントを獲得しています。
生産者は2016年に、NEW YORK TIMESが選ぶBEST CHATEAUNEUF DU PAPEに輝いた実績もある実力者!
熟した赤いサクランボとラズベリーのわずかにとげのある花(明るい部分と暗い部分の中間)、微妙なスパイスボックス、乾いた干し草/草、 コケのある豊かな湿った森の床
フルボディでほのかな甘み、かつ重すぎない。