2021年4月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
「ラーム・ドゥ・ローズ 2019年(濃い色)」
「クローズ・エルミタージュ・グエル-ヴァン ルージュ 2015年」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
4月の頒布会は、こちらをお届けさせて頂きました。
極上 赤ワインセット |
特選 ワインセット (月々7,500円) ■「シャトー・ド・フォーザン 2018年」 ■「シャトー・レヴィダンス2016年」 ■「シャトー・ラ・ブランヌ2016年」 |
選り抜き ワイン2本セット (月々6,000円) ■「ラーム・ドゥ・ローズ2019年(濃い色)」 ■「シャトー・ド・フォーザン 2018年」 |
をお届けさせて頂きました。
「クローズ・エルミタージュ・グエル-ヴァン ルージュ 2015年」、「シャトー・ド・フォーザン 2018年」、 「シャトー・レヴィダンス2016年」、「シャトー・ラ・ブランヌ2016年」 は現在一般販売をしておりません。
今回頒布会会員様へ特別お届けさせていただきました。
今週は極上赤ワインセット、選抜ワイン2本セットより、 「ラーム・ドゥ・ローズ2019年(濃い色)」、 「クローズ・エルミタージュ・グエル-ヴァン ルージュ 2015年」の テイスティングレポートをお届けします。
赤味を帯びた鮮やかなピンク色。非常にクリアーで透明感があり、色彩が強い。
黒ぶどうから色合いと渋味、そして 果実味がしっかりと抽出されていると予想できます。
最初は果実香がおとなしく、白ワインに近いフローラルな 香りがでています。
柑橘系のニュアンスを含んだ白い花の香り、そこから野菜のような少し青っぽい香り、 熟す前のトマト、青ピーマン、 パプリカ、アスパラガス・・・
濃い緑色をした野菜の香りが中核にあります。
時間が経過 するとさくらんぼ、ゆすら梅のようなやや甘酸っぱい香りも出てきました。
暑い日にはきりっと冷やして。
爽快な果実味が心地よく、偉大なボルドーの赤ワインを生み出すメルローやカベルネ・ソーヴィニョンから造られているとは到底思えない爽やかな辛口ロゼワインです。
酸味が全体を引き締め、洗練された飲みやすさがあります。
渋味は控え目でおとなしく、ロワールのロゼ・ダンジュのような 「ロゼは甘口」というイメージを引っくり返す非常にシャープな口当たりです。
ロゼ独特の粉っぽさというか、まとわりつくような質感がなく、 さらっとした中にしっかりとしたミネラルの存在感があり、絶妙のバランスを整えています。
ラーム・ドゥ・ローズの特徴はなんと言ってもこのミネラル感!
ミネラルの塩味が料理との相性を高め、縁の下の力持ち的な役回りを上手に演じているのです。
ボルドーの白では合わせずらい、海老を使った料理や、中華料理全般、 炒め物など油をしっかり使う料理との相性は特にお薦めです。
口の中にとどめると、わずかに感じるピリピリとしたスパイシーな刺激が感じられます、この刺激があるから肉料理にも合わせられます、塩味を利かせた肉料理にぴったりです。
ハムとチーズ、刻みキャベツたっぷりのトルティーヤやオープンサンド、フィンガーフード、揚げ物、ブイヤベース、トマトソースの料理、 四川料理などなど、とにかく使い勝手いい万能なロゼワインです。
クローズ・エルミタージュAOC
シラー:100%
花崗岩(火成岩の一種)質の単一畑から収穫されたシラーを樽で熟成させています。
色合いはガーネット色。胡椒を中心とした複雑なスパイス香と滑らかな味わいです。
【動画】(20)【ロゼワインとおでん?】ラーム・ドゥ・ローズ ~バラの滴(涙)~ 【MICHIGAMIワイン】(1分04秒)
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