2020年11月度 頒布会レポート3/3



2020年 11月度 頒布会ワイン・レポート 3/3
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1999年木箱入り 2本セット」


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。

今回頒布会会員様に先行お届けさせて頂きました。

今週は極上赤ワインセットより、
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1999年木箱入り 2本セット」※リンク先は98年2本セットのテイスティングレポートをお届けします。


シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1999年木箱入り 2本セット
フランス国旗 ボルドーAOC
メルロー:20% カベルネ・ソーヴィニョン:75% カベルネ・フラン:5%

シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1999年

贈答にも人気のスライド木箱入り!

お召し上がりの30分から1時間前に開栓しておくとコクの風味にまろやかさが増し、 更に深い味わいをお楽しみいただけます。

成熟した赤ワインの旨みと華やかな果実感が同居するまさに「帝王!」

エールフランス航空ラウンジ取扱実績もある確かな品質

シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1999年

【外観】
濃く、美しいガーネット色。

中心の色合いは赤黒く、グラスの向こう側はまったく 見えません。

粘性からエキス分の凝縮した、どっしりとしたフルボディである事が分かります。

【香り】
開栓後すぐはスパイスとインクのような香りがありますが、それほど強い香りではなく、柔らかい果実や花の香りはあまり感じられません。

グラスを廻していくと、強いバラの花の香り、徐々に果実の香りも表れてきました。

ダークチェリーの熟した香り。

そこにカシスリキュールのような、 凝縮した甘いニュアンスも加わります。

さらに時間を置くと、杉の木の香り、複雑なドライフラワーの香りへと変化していきます。

ほんの少し、湿った土のような香りもあります。

【味わい】
口当たりはなめらか。

ふくよかでとろりとした、オイリーな質感を持っています。

口に含むと全体が膜で覆われるような、肉厚な存在感があります。

酸味がキレイに口の中で広がっていく。

果実味とコクと渋味成分が三位一体となって合わさり、 甘い香りが出ているにもかかわらず、前半は、果実の甘味をほとんど感じない、 舌が乾くようなドライな印象を受けます。

香りと味わいのギャップがかなり大きいです。

時間の経過とともに、果実の甘味と、旨味がでてきて心地よい風味が続きます。

厚みと深みをうかがわせる余韻も力強く、質の高いワインであることがわかります。

後半は果実の甘さと旨さが、味わいの中心になっています。

ミネラルの苦味もアクセントになっている。

不思議な重厚感をもったワインと言えます。

【動画】発酵とセパージュ(ブドウ品種)
シャトー・ラ・ジョンカード ブドウ畑 (10) (2分3秒)

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