2020年6月度 頒布会ワイン・レポート 2/3
「プイィ・フュイッセ 2016年」
「シャトー・ルゼロール2012年」
「シャトー・ロシェール・カロン2017年」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
今週は特選ワインセットより、
「プイィ・フュイッセ 2016年」
「シャトー・ルゼロール2012年」
「シャトー・ロシェール・カロン2017年」
のテイスティングレポートをおおくりします。
プイィ・フュイッセはボジョレー地区の北に隣接するマコン(マコネー)地区にあります。
この地区の真の実力者がそう、プイィ・フュイッセ。
粘土質に花崗岩(かこうがん)が加わった地勢に、やや南の地域ゆえの温暖さと、 小高い丘陵が多い複雑な地形、日当たりの良さと水はけの良さの恩恵を受ける斜面の畑から、 素晴らしい味わいのワインが多く産出されています。
【香り】
ヘーゼルナッツが浮かび上がる、複合性のある香り。
ミネラル(火打ち石)、アーモンド、ヘーゼルナッツ、柑橘(レモン、グレープフルーツ、アナナス)、桃、シナノキ、アカシア、バターブリオッシュ、蜂蜜という様々な香りがあります。
自然の香りが特徴的。
【味わい】
芳香が立つ、バランスがよく、濃厚でありながらストレートな味わい。
なめらかな口当たりで酸味は穏やかでふくらみのある果実味。
旨みを感じさせる味わいでバランスも良く、 心地良い苦味とミネラル感のあとにスパイシーさが続く、ミディアムボディの辛口。
このプイィ・フュイッセはいつもより強めに冷やすのをお薦めしております。
お好みでご調整下さい。
シャトー・ルゼロール2012年
ふくよかな果実の香り。
メルロー100%まろやかな味わい
ボルドーAOC
メルロー:100%
平均樹齢30年の樹から採れるブドウを使用。
右岸特有の、エキス分がしっかりあり、まろやかな味わいを楽しめる仕上がり。
ふくよかな果実の香り。
開けてから翌日でもベリー系の香りが楽しめる。
洋梨のような味わいも。酸味もタンニンも穏やか。
口当たりも良く、肉料理、和食にも相性が良い。
【外観】
深いガーネット色。
【香り】
チェリー、ブラックベリー、
熟した果実や、土のような香りのあるレザー、バニラ、プラム
【味わい】
大胆でしっかりとしたタンニンの苦味とスパイスのバランスが絶妙なフルボディ。
酸味はやや控えめ。とても滑らかで良いボルドーワイン。
【料理】
鴨のリエット、子羊のカツレツ、パスタ、
豚肉や鴨料理と良く合います。