2月度 頒布会ワイン・レポート 3/3
「テール・ド・トリュフ2016年」
「シャトー・ボーリュー2014年」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
今週は選り抜きワイン2本セットより
「テール・ド・トリュフ2016年」
「シャトー・ボーリュー2014年」
のテイスティングレポートをお届けいたします。
ヴァントゥAOCの名前はツール・ド・フランスのコースとしても知られるモン・ヴァントゥの山(1911m)周辺で生産される事が由来となっています。
ヴァントゥAOCはローヌと同じブドウがあります。
今回の赤ワインはシラーとグルナッシュです。
同じブドウですが、土が違う為、ブドウの味も違います。
粘土質の石灰岩や石が多い土があるので、特別なワインを作れます。
樹齢20年程のシラーの木からはフレッシュな味、樹齢30年程のグルナッシュの木からはフルーティな味わいが造られます。
【外観】
色はガーネットで紫の光沢もあります。
【香り】
強くてフルーティーな香りを感じます。
ビルベリーやカシスの香りがあります。そしてスパイスの香りも感じます。
【味わい】
ワインが強くて美味しいです。辛口ですが飲みやすいワインです。
黒い果実(カシス、ダークチェリー、ブラックチェリー)の味がありますが フルーツコンフィーの味やプルーンの味も感じます。
タンニンもありますが、それほど強くはないので、バランスが良いです。
ワインを飲んだ後の味わい、香りの余韻、が長く感じられます。
【料理】
豚串とプルーンとか、豚肉カレーが合います。
チーズならコンテが一番お薦めです。
ボルドー右岸地域らしいメルロー種の特徴が表現されたワインです。
家族所有のシャトーはラランド・ド・ポムロールの中心に位置し、 秀逸なワインを産出することで有名なネアック村の近くにあります。
赤い果実と無花果、ほんのりビターチョコレートの香りに 丸みのある酸と果実味が溶け合って、 しっかりと骨格のあるボリューム感が楽しめ、 時間経過と共にまろやかさが出てきます。
非常に飲みやすく、ブドウ本来の香りを充分に感じることができます。
余韻に少し特徴的な刺激を感じますがこの刺激は好みが分かれるかも知れません。