サン・ジョセフ ヤニック・アレノ&M.シャプティエ 2012年
サンジョセフAOC
シラー:100%
1808年、コート・デュ・ローヌの銘醸地エルミタージュの丘の麓にある、タン・エルミタージュにて創業した、ローヌ地方を代表するワイナリー、「M.シャプティエ」と、
パリのグランドメゾン、ルドワイヤンの3つ星スター・シェフ「ヤニック・アレノ」氏が共同開発したワインです。
畑の特徴であるミネラルを最大に表現しています。
鮮やかな赤紫色、活き活きとした酸、黒系の果実、適度な渋みを感じる味わい、シラーならではの力強いしなやかさが特徴的です。
サンジョセフはローヌ川の西岸、およそ50kmに渡って広がるワインの産地です。
ローヌ川に面しており、南部と比較しても暖かな気候の為、ブドウ栽培に適した環境で生産量も多く、
90%を占める栽培量のブドウ品種シラーから作られる赤ワインはほろ苦くも香ばしく、 またサンジョセフならでは、と思わせる深みのあるワインが特徴です。
デュック・ダンリ
ブルゴーニュ地方
アイレン:100%
【外観】
はりのある透明感、エッジに緑色を残した淡い麦わら色。
炭酸の存在感を主張する力強い泡立ち。複雑味を抑えた爽やかな味わいに仕上がっています。
【香り】
ライムやスウィーティーのようなすみずみずしくフレッシュな青い柑橘類を想像させます。
それから青りんごや洋ナシ。
色合いや香りからも十分に
爽やかさが伝わってきます。
時間が経ってワインの温度が
上昇してくると、クラッカーの様な乾いた香りも出てきます。
【味わい】
さらさらとスムースにグラスから口へ、心地のよい泡立ちとともに、爽やかな酸味、豊かなミネラル感を乗せて一気に喉元まで流れ込んでいくイメージ。
清涼感をともなうほのかな苦味もあります。
酸味は香りからとれるイメージのままに、スウィーティーや青りんごを絞ったようなフレッシュで果実味に富んだ味わい。
この酸味が後味に感じる心地よい甘味へとつながっていきます。
舌に感じる塩味・石灰のようなミネラル感が、ただの爽やかで終わらず、その存在感を示しています。
余韻に感じるほのかな甘みが全体の印象をさらに爽やかなものへと昇華させています。
甘口スパークリング・ワインにありがちな、しつこい甘さではなく、飲み込んだ後にわずかに感じる甘い果実味、清涼感をともなったミントキャンディーのような甘さです。
このデュック・ダンリというスパークリング・ワインは【アイレン】というブドウ品種を100%使用しています。
豊かな果実味と清涼感を感じさせる味わいが、食前酒だけにとどまらず、様々なシーンに活躍してくれます。
【料理】
ホタテのカルパッチョやアボカドとエビのサラダなどのオードブルから、鯛、平目など白身の魚をはじめとする魚介類全般。
ジェノベーゼ・パスタ、豚肉鶏肉の香草パン粉焼きなど野菜・ハーブとの相性も楽しめます。