2017年10月度 頒布会ワイン・レポート 1/3「クロジャクモ 2002年」&「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2011年」



10月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
「クロジャクモ2002年」
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2011年」


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。

10月の頒布会はこちらをお届けさせて頂きました。

頒布会10月 お届けワイン

極上 赤ワインセット

クロジャクモ2002年
シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2002年
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2002年





頒布会10月 お届けワイン

特選 ワインセット

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2011年
ジョンカード黒ラベル2013年
ジョンカード紅白ラベル2009年

お届けさせて頂きました。

「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2011年」

は現在一般販売を行っておりません。
今回頒布会会員様限定にて特別お届け致しました。

今週は 極上 赤ワインセットの中から、 「クロジャクモ2002年」、

特選 ワインセットの中から、
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2011年」

のテイスティングレポートをお届けいたします。




クロジャクモ2002年

ボルドーAOC
メルロー:80% カベルネソーヴィニョン:20%

WINEBAGシャトー・ラ・ジョンカード紅白2011年

【外観】
グラスの中心は漆黒を感じさせる濃い赤黒。

エッジ部分には、わずかに熟成を示す 茶色がみられます。

【香り】
錆びた鉄クギのような香りがより強く、印象的に感じられます。

この香りが出ているワインは熟成して複雑な味わいが醸し出され、タンニンは落ち着き、それでいてドライ・・・

美味しいサンテミリオンの特徴を備えているワインからは、この香りが出ている事が多いので、 味にも期待がもてそうです。


【味わい】
グラスに注いだ第一印象は・・・ 鉄のような冷たさを感じるワイン。

熟成年数を考えるとタンニンは少し強めですが、イガイガする程ではありません。

控えめな果実味の中でも、味わいの中心はやはり独特の酸味。

高級な梅干に感じるような、旨味あるまろやかな酸味です。

完熟した果実味に心地よい落ち着きを感じ、 タンニンと酸のバランスも上手に整えられています。

じっくりと染みるような静かな旨みが、飲み手を飽きさせる事なく 最後の一滴まで楽しませてくれます。

ワインの味わいはやや濃い目なので鰻の蒲焼、ホルモン焼、ビーフシチュー、カレーなど味が濃い目の料理と合わせる事も出来ます。




ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2011年

イタリア・トスカーナD.O.C.G
サンジョヴェーゼ:100%

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

ブルネッロ種(サンジョヴェーゼ種のクローン種)の葡萄を原料に造られる、 イタリア産最高級赤ワインの1つ。

熟成のニュアンスをもった外観と味わい、 アフターに感じるタンニンがワインをキリッと引き締めます。