7月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2011年」
「デュック・ダンリ」
MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
7月の頒布会はこちらをお届けさせて頂きました。
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極上 赤ワインセット
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2011年」(イタリア)
「クローズ・エルミタージュ・グエル-ヴァン ルージュ 2012年」
「モレ・サンドニ プルミエ・クリュ・クロ・デ・ゾルム 2011年 」
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お届けさせて頂きました。
※「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」
「クローズ・エルミタージュ・グエル-ヴァン ルージュ」
「モレ・サンドニ プルミエ・クリュ・クロ・デ・ゾルム」
「フィトー・ドメーヌ・ド・クルタル」
は現在一般販売を行っておりません。
今回頒布会会員様限定にて特別お届け致しました。
今週は
極上 赤ワインセットの中から、、
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2011年」、
特選 ワインセットの中から、
「
デュック・ダンリ」
のテイスティングレポートをお届けいたします。
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2011年」
トスカーナD.O.C.G
サンジョヴェーゼ100%
ブルネッロ種(サンジョヴェーゼ種のクローン種)の葡萄を原料に造られる、
イタリア産最高級赤ワインの1つ。
熟成のニュアンスをもった外観と味わい、
アフターに感じるタンニンがワインをキリッと引き締めます。
「デュック・ダンリ」
ブルゴーニュ地方
アイレン:100%
【外観】
はりのある透明感、エッジに緑色を残した淡い麦わら色。
炭酸の存在感を主張する力強い泡立ち。
複雑味を抑えた爽やかな味わいに仕上がっています。
【香り】
ライムやスウィーティーのようなすみずみずしくフレッシュな青い柑橘類を想像させます。
それから青りんごや洋ナシ。色合いや香りからも十分に
爽やかさが伝わってきます。
時間が経ってワインの温度が
上昇してくると、クラッカーの様な乾いた香りも出てきます。
【味わい】
さらさらとスムースにグラスから口へ、心地のよい泡立ちとともに、爽やかな酸味、豊かなミネラル感を乗せて一気に喉元まで流れ込んでいくイメージ。
清涼感をともなうほのかな苦味もあります。
酸味は香りからとれるイメージのままに、スウィーティーや青りんごを絞ったようなフレッシュで果実味に富んだ味わい。
この酸味が後味に感じる心地よい甘味へとつながっていきます。
舌に感じる塩味・石灰のようなミネラル感が、
ただの爽やかで終わらず、その存在感を示しています。
余韻に感じるほのかな甘みが全体の印象をさらに爽やかなものへと昇華させています。
甘口スパークリング・ワインにありがちな、しつこい甘さではなく、飲み込んだ後にわずかに感じる甘い果実味、清涼感をともなったミントキャンディーのような甘さです。
このデュック・ダンリというスパークリング・ワインはブルゴーニュ産ですが、シャルドネではなく【アイレン】というブドウ品種を100%使用しています。
豊かな果実味と清涼感を感じさせる味わいが、食前酒だけにとどまらず、様々なシーンに活躍してくれます。
【料理】
ホタテのカルパッチョやアボカドとエビのサラダなどのオードブルから、鯛、平目など白身の魚をはじめとする魚介類全般。
ジェノベーゼ・パスタ、豚肉鶏肉の香草パン粉焼きなど野菜・ハーブとの相性も楽しめます。