ボルドー・メドック地区の新たな「クリュ・ブルジョワ」の格付けが、9月23日に発表される。生産者で作る「ボルドー・クリュ・ブルジョワ・アライアンス」が主体となって、シャトーオーナーを含まない専門家のブラインド・テイスティングによって290のワインを審査する。
エクセプショナル、シュペリウールなどの格付けはなく、クリュ・ブルジョワのみとなる。クリュ・ブルジョワをめぐっては、2003年の格付けを定めた際に、247シャトーを「クリュ・ブルジョワ・エクセプショナル」「シュペリウール」「クリュ・ブルジョワ」に選んだ。だが、選ばれなかった78シャトーが審査の問題点を理由に訴え、現在は格付けが無効になっている。
サン・テミリオン グラン クリュの 格付けも裁判になってましたけど。
とにかく、こういった格付けが、好きな国?故の揉め事ですね。
ミシュラン・ガイドもありますしね。
日本でのこういった格付けってあまりないと思うのですが。御三家とか、老舗はありますが・・・。
飲食店の日本版ミシュランも フランスが主導となってやっているから、信頼性もあったり、逆に、そんな見方もあるねと、冷めた感じで、受け流している感じで、裁判沙汰にならないのでしょうね。
それは、そうと格付けは超メジャー以外のシャトーにとっては死活問題ですから、ムキになるのもわかります。
でも、あんまり、異議申し立てを聞いていると、決まらなくなるんではないでしょうか。
そういう意味では1855年の万国博覧会に向けて造ったといわれる、ボルドー・メドック地区の格付け(シャトー・マルゴーとか、シャトー・ラフィット・ロートシルトなどが入っている格付けです)は、強大な力のもとで、行なわれたんだなあと思わざるをえません。
150年経っても、一度も見直されずに変わらぬメドック格付けが、今なお、世界中に影響力を持っていること。(例外としてシャトー・ムートン・ロートシルトが1級に格上げされましたが)やはり、凄過ぎると思います。
でも、もしかしたら、シャトーの 吸収・合併などで再編などが起こり、格付けが、機能しなくなり、見直される日が来るかもしれませんね。