最近、統計資料を調べておりました。
日本のワインブームって結構あったんですね。全部で6回。
自分にとって、ワインブームって、12,13年前のちょうどソムリエの資格の受験した時で、マガジンハウスの雑誌ブルータスが3号連続でワインを特集してて、売り切れになったとか?
そんなことを覚えてます。
資料によれば
一番最初は、1972年 本格テーブルワイン市場
次が、1978年 1000円 ワインブーム
第3次が、1981年 地ワインブーム
と、この頃の詳細は述べませんが、圧倒的に国産ワインが多かったようです。
その後、
第4次 が 1987~1990年のよく話題になる ボジョレー・ヌーヴォー と 高級ワインブーム
バブル経済の時期ですね。
あまり記憶にないのですが、
第5次 1994年 低価格 ワインブーム
500円のワインが スーパーなどの店頭に並んだ頃です。
この時代になると 輸入ワインと国産ワインがほぼ同じくらいになります。
もちろん、第1次ブームにくらべて、消費量は7倍から10倍になってます。
そして、記憶に新しい
第6次 1997~98年 赤ワイン健康ブーム
98年の消費量は 96年のおよそ2倍の伸びでした。
もちろん、ブームには始まりがあり終わりがあります。
その後は、年々消費量は 減っていっています。
とはいえ、2000年後半は 先の98年には及ばないものの、ブームが始まった97年を超えているのです。ブームは去ったものの、ワインを飲む層が確実に定着したことを表しています。
こうしてみると過去は4~6年おきにブームが起こってるんです。
しかし、第6次以降は・・・。
最近の韓国、中国のワインブームがアジアのワイン消費量を牽引していくと予想されてます。
ワイン消費の先進国?日本としても負ける訳にはいきません!
1人でも多くの方にワインを飲んでもらい、ワインの消費量を増やし、アジアにおけるワイン界のリーダーになりましょう!(話が大げさになりました)
※2007年の 消費量は およそ23万kl 1人当り年間消費量は 約1.8Lです。
ちなみにフランスの 1人当り年間消費量は 50Lを超えています(2006年)。