成熟した赤ワインの旨みと華やかな果実感が同居するまさに「帝王!」
エールフランス航空ラウンジ取扱実績もある確かな品質。木箱入りで贈答にもお薦め。
※こちらは【1975年】になります。
リリースして45年以上になるワインです。お飲みになる1週間位前からボトルを立てておき、 お召し上がりの直前に開栓して下さい。
【内容量】 750ml(木箱入り)
CHATEAU DE LA JONCARDEの焼印入り 1975ヴィンテージが刻まれています。
贈り物として重厚感がワンランクアップする木箱セット。
お世話になったあの方へ・・・ご活用ください。
木箱は豪華な雰囲気そのままに、開封も非常に簡単なスライド式をご用意致しました。
※動画は木箱のイメージ紹介です。
映像内の商品とこちらの商品ページのワインとは異なる場合があります。
※このワインは製造から40年以上たっております。
古いワインによくあることなのですが長い年月の間にコルクが劣化している場合があります。 きれいに抜栓できず、ボトルネックにコルクの一部が残ってしまった場合は無理に取り出さず、 残ったコルクをボトルの中に押し込んでワインの中に落としてしまってください。
コルクのかけらが混ざったワインはコーヒーフィルタで濾して漏斗などを使い別の瓶(デキャンタなど)に 移し替えていただければ問題なく召し上がっていただけます。(図1) コーヒーフィルタはティッシュペーパーでも代用できます。
また、写真のような栓抜き(図2)があるのですが、 まず長い方をコルクの端に突っ込み、そして短い方も突っ込みます。そしてあまり強く押し込まずにゆっくりと押し込みます。 一度奥まで入れたらゆっくり回しながら引き抜いていくと上手く抜く事ができます。
上記のような栓抜きの代用として、細い2本のナイフを使って引き抜く事もできます。
上記の栓抜きを使った開け方の動画を下記にてご紹介させて頂いております。
もう一点できればお願いしたいことがございます。
このワインは製造の過程でフィルタにかけて澱を取り除いているのですが、
それでも年月が経つとあらたに澱が発生します。
召し上がる一週間ほど前にボトルを立てておいていただければ澱(おり)も沈殿し
より美味しく召し上がっていただけるかと存じます。
40年以上の歳月を経たヴィンテージワインの深味をお楽しみいただけることを心から願っております。
商品紹介
新樽で22ヶ月以上寝かせてあり、樽香の香りが料理の味わいに華やかさをもたらします。
赤ラベルは、樹齢55~65年の充分に成熟したブドウの木を使用して、カベルネ・ソーヴィニョンの品種のブドウを多く原料に使用しております。カベルネソーヴィニョン種のブドウは、長期熟成させる程に、味、香りを深めていくことに特長があり、10年以上熟成して、いよいよ飲み頃を迎えるワインとなります。
また、品質へのこだわりとして、特に優れたブドウの収穫年にしか生産を行わないことで、自信を持ったワイン作りを行っています。
生産者紹介
シャトー・ラ・ジョンカード オーナー : ピエール・サテュルニー
ボディのしっかりとしたコクのある赤ワインでその上品な味わいは、メドックの格付シャトーにも負けていません。 先代からの数十年の長期に渡る強い結びつき、長年の取引実績がある為、非常にコストパフォーマンスの高いワインとなっております。ジョンカードシリーズはMICHIGAMIワインを代表するワインです。是非お試し下さい。 シャトー・ラ・ジョンカードのブドウ園は、ドルドーニュ川がガロンヌ川と合流してジロンド川になる直前の右岸に位置しています。 全ての畑が真南を向き、石灰質と粘土質が入り混じり、非常に上質なワインを生み出す土壌、ドルドーニュ川の熱反射で春の遅霜にあうことが無い等の絶好の条件に恵まれています。 ジョンカードのブドウ畑には、1ヘクタールに5500本のブドウの木しか植えられていません。同地方のブドウ畑の平均的な植栽数は1万本ですから、ずいぶんゆったりしています。おかげで、太陽の光をたっぷり浴びた糖度の高いブドウから、こくがあり果実味の豊かなワインが造られています。 「シャトー・ドゥ・ラ・ジョンカードは20年もの長きに渡り、 よく日曜日に道上伯先生の訪問を受けていました。このシャトー界隈の風景とジョンカードのワインをこよなく愛してくれていたのです。道上伯先生のようにシャトー・ドゥ・ラ・ジョンカードを愛してくださる皆様に心より御礼を申し上げます。 彼が好み選びぬいたワイン。 それは、私たちの情熱と愛情をもって培われた自然なワインです。先生の思い出とともに、お生まれになった日本で広めてくださっている皆様へは、熱い想いがあります。 このワインは皆様に幸せと喜びのみをもたらすでしょう。皆様の食卓で、シャトー・ドゥ・ラ・ジョンカードを添えられて素晴らしい時を過ごしていただけたら光栄です。」
1989年フランスで最も権威のあるブラインド・テイスティングで1位に輝いた実績のあるシャトー・ラ・ジョンカード。 かの有名なペトリュスはその時5位。 知られざる秘蔵シャトーの赤ワインをお求めやすい価格でお楽しみ頂く事ができます。 |
ソムリエからの一言コメント
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1975年 (赤ワイン/辛口/フルボディ) フランス・ボルドーAOC カベルネ・ソーヴィニヨン:75% メルロー:20% カベルネ・フラン:5% | |
外観 | グラスの中心からエッジにかけて、深い深紅、レンガ色、そして黄色味を帯びたオレンジへと見事なグラデーションを見せています。 グラスの中に、紅葉の微妙な色調の変化を少しずつ詰め込んだような、不思議と温かみを感じさせる色合いです。
45年以上の時を経て、ワインに透明感をもった輝きが出ています。 この外観の美しさ、どことなく出ているはかなさは若いワインには出せるものではありません。 |
香り |
ボトルを開けグラスに注ぐと、辺りに漂う複雑で時に甘さを感じさせる華やかな香り。 香りのボリュームをしっかりと感じます。グラスを回さずに香りを嗅いでみるとハーブとスパイスがあわさった香り。若々しい香りではなく、いずれもドライハーブ、ドライスパイスのような印象です。 グラスを回して香りを広げていくと、赤い実の皮のような香りもしてきます。 ドライプルーン、干しイチジクのような甘く熟した香りもあります。まさに複雑。 2分もすると出汁や醤油の香り、さらに他の香りもでてきました。様々な香りが現れては、徐々に混ざり合っていき、えもいわれぬ熟成香を発しています。 葡萄果汁からは想像もつかない、すり潰したナッツのような香りも感じ取れます。 |
味わい |
しっとりとして、なめらかな口当たりです。酸味が全体に張りをあたえ、しなやかさを持ちあわせたまろやかな味わい。厚みのある柔らかさが心地よさを感じさせます。この感触は熟成ワインならでは。 甘味も単なる甘さではなく、丸みを帯びた甘味と磨かれた甘味が一体となったような。 旨みはかすかながらも、その存在をみせワインの奥深さを醸し出しています。 またこの旨みは、肉料理と出会えば肉汁の旨みとの相乗効果で更なる味わいへ昇華していきます。 |
より美味しく 味わうには? |
リリースして45年以上超えるワインです。 40年以上を超える熟成、余韻も短くなってきていることから開けたらできるだけ早く飲み切って下さい。 翌日に持ち越さないことをお薦めします。 |
このワインにお薦めしたい料理
繊細なワインですので、若いヴィンテージのように赤身の肉と合わせることはお薦めしません。
このジョンカード1975年赤ラベルを飲むときには、何も食べず、ワインのみをじっくり味わう事をお薦めします。
もしこのワインと一緒に何かを食べたいのでしたら、脂の少ない肉、例えばポークフィレのシャンピニオンソースがけと野菜の付け合わせをお薦めします。
繰り返しますが、このワインはとても繊細です。ですから、目的はワインの味わいを引き出し切る方法と、このワインと完璧に合うものを見つけることになります。豚肉はかなりパサパサしているので、ソースを添えるのは重要ですが、クリーミーすぎるものはワインを台無しにしてしまいます。
いつもは何か料理と一緒に飲む事をお薦めしていますが、 このワインは是非とも、歴史あるヴィンテージワインの味わいをじっくりと堪能してみるのも良いかと思います。