2014年3月度 頒布会ワインレポート2/3  「シャトー・ドゥ・ラ・リーニュ 2009年」

3月度 頒布会ワイン・レポート 2/3
シャトー・ドゥ・ラ・リーニュ 2009年

MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。

シャトー・ドゥラリーニュ

ボルドーAOC
メルロー:60% 
カベルネ・ソーヴィニョン:30%
カベルネ・フラン:10%

【香り】
香りを探っていくと、スミレの花、フレッシュなカシス、ブルーベリー、プラム等の黒い色系果実の香り。

シナモンそして黒胡椒や白胡椒、少しピリッとするようなスパイスの香りも立ち上がってきます。 30分程置いていただきますと、少し焦がしたような香りや樽からくるヴァニラの香りも出てきます。


味わい
最初の口当たりは少し大人しめでドライな印象。温度が低い内は、酸味が少し強く感じられます。 温度が上がるにつれ、酸味が抑えられ、ワインの甘さが出てきます。 渋味はボルドーにしては落ち着いています。

全体としては果実味、渋味、酸味が小さくまとまっていて、バランスの良い仕上がり。軽やかで飲みやすく、どなた様にも愛される味わいだと思います。

滑らかなメルローの味わいがお楽しみいただける、ミディアムボディのワインです。

こちらのワイン是非2日間に分けてお飲み下さい。

1日目は落ち着いていて、酸味が利いていてシャープな味わい、 2日目は21世紀最高の年とも言われる、2009年ならではの完熟した果実やカカオの風味が楽しめます。

1日目と2日目でガラリと印象が変わるこのワインの味わい、1日目で飲み終わってしまってはもったいないです。

1日目の酸味が利いたシャープな味わいに合わせるなら、マグロやカツオのお刺身やカルパッチョ等にもよく合うと思います。酸っぱすぎず、酸味が程よく利いた赤ワインでしたら、魚介のお料理にもよく合います。

2日目の香ばしく濃厚な味わいに合わせるなら、焼肉やバーベキューで。

香ばしさと濃厚な味わいによく合い、そして奥には酸味もしっかりありますので、飽きることなくワインもお料理も進みます。

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