2012年8月度頒布会ワインレポート 2/3 【ヴィュ・シャトー・ラモット2008年 500ml】

2012年8月度頒布会ワイン・レポート 2/3
ヴィュー・シャトー・ラモット2008年 500ml

MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。



ヴィュー・シャトー・ラモット2008年 500ml


ヴィュ・シャトー・ラモット2001年 500ml

外観
やや飴色の混ざった、 透明感のあるレモンイエロー。 エッジ(縁)の部分は2009年と比べ、 より熟成のニュアンスを示す黄色味が強く出ています。

透明感のある色合いからは、 フレッシュな果実味が失われていないと予想出来ます。

香り
ライムやレモンの柑橘系の香りとともに、 リンゴのような香りが特徴的です。赤いリンゴの、実よりも皮の方に近い香り。グラスを回していくとハーブの香り、 柑橘類をシロップで煮詰めたような香りも出てきます。

味わい
口当たりはよく熟したリンゴジュースのような柔らかい味わい、 後味に、さっぱりとした青リンゴのような酸味が感じられます。

2009年と比べると、酸味は柔らかく、落ち着いています。 余韻も心地の良い果実香が長く続きます。 合わせる料理はクリームチーズと生ハム、 野菜スティック、貝類の酒蒸し、 トマトソースを使ったパスタや煮込み、 にんにくやハーブの風味と合わせて、 アクアパッツァとの相性は最高です。

一般的に750mlのボトルに対して、 容量の小さなボトルは熟成が早く進むと言われています。 この2008年のシャトー・ラモットも、 年代による熟成の違いというよりは、 ボトルの容量に由来した熟成と言えるかもしれません。

※次回はヴィュ・シャトー・ラモット 2001年 375mlのテイスティングレポートをお届けします。

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