2019年 8月度 頒布会ワイン・レポート 2/3



8月度 頒布会ワイン・レポート 2/3
「コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ 2016年」
「シャトー・ド・ラ・ソウル・モンタニー・プルミエ・クリュ2012年」



MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。

今週は 特選ワインセットの中から、 コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ 2016年、選抜ワイン2本セットの中から、 シャトー・ド・ラ・ソウル・モンタニー・プルミエ・クリュ2012年 のテイスティングレポートをお届けいたします。


コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ 2016年

AOCコート・デュ・ローヌ
グルナッシュ・ブラン / クレレット / ブールブーラン

コート・デュ・ローヌ

M.シャプティエ社は1808年創業。

シャプティエの家族が1879年に最初の自社畑を取得しました。

現当主のミシェル・シャプティエは26歳からワインの仕事を始めました。

M.シャプティエ社は創業者より現在まで一貫した家族経営のもと、 畑を守りテロワールを尊重したワイン造りを行っています。

土から本当のワインの味を作れるとの信念の元、究極の有機農法と言われるバイオダイナミック農法をいち早く取り入れました。

また、ワインラベルの特徴として、1996年より、M.シャプティエ社は全てのラベルに点字を採用しています。

M.シャプティエ社はパーカーポイント100点満点を何度も獲得した、 ローヌ地方の代表的な実力派生産者です。

【外観】
淡い黄色い色に金色の光沢もあります。

このワインは若々しくフレッシュでストレートな果実味が特徴である事がわかります。

若いワインですが緑色が少ないです。

【香り】
ワインを注いですぐに強くて良い香りがします。

白い花と青いリンゴ、エキゾチックなフルーツ、 サンザシ(山査子)などの香りを感じる事ができます。

グラスを回すと香りはもっと強くなります。

【味わい】
フレッシュな味わい、凄く飲みやすいワインです。

果実の香りと同じく、白い花やエキゾチックなフルーツの味を感じる事ができます。

酸味もありますが、強くはないのでバランスが良くとれています。余韻も長め。

グルナッシュ・ブランの油性があります。

【料理】
食前酒として軽食を食べながら気軽に楽しむのもお薦め。

食事は鶏肉や豚肉などが合います。

味はしっかり強いのでクアトロフロマージュ(4種類のチーズのピザ)でも合います。


シャトー・ド・ラ・ソウル・モンタニー・プルミエ・クリュ2012年

AOCモンタニー・プルミエ・クリュ
シャルドネ:100%

シャトー・ド・ラ・ソウル・モンタニー・プルミエ・クリュ

ブルゴーニュの雄と言われた、AOCモンタニー・プルミエ・クリュ!

ブルゴーニュで白ワインに特化した原産地モンタニーにて 1級に格付けされた畑のブドウから造られたモンタニー・プルミエ・クリュ。

珍しく高価な白ワインです。

その優れた環境に恵まれている産地を活かしたワインは、 ブルゴーニュの上質なシャルドネの個性を備え、 ミネラルをたっぷりと備えたしっかりとした骨格があります。

高い品質ながらも知名度の低いモンタニーのワインはまさに「隠れた逸品」。

本数の関係で頒布会6,000円コースの皆様にしか御用意することができませんでした。

希少につき、しょっちゅう飲む事はできません!是非じっくりとご堪能下さい。

ドライフルーツとアカシアの花の香りが程良く充満している新鮮なワイン。

高級感溢れる品質、苦味は弱め、かすかにパイナップルの香りも。

魚料理などお薦めです。