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2011年2月頒布会レポート「貴腐ワインにリエット 頒布会ワイン・テイスティング・リポート VOL.9-1」



「貴腐ワインにリエット 頒布会ワイン・テイスティング・リポート VOL.9-1」



道上の独り言
常日頃肉の脂身にワインの渋さが加わると甘く感じると言って来ましたが、甘さにも色々有ります。モロッコで食べた野菜の甘さ、バルセロナで食べた海老(えび)の甘さ、我愛媛県八幡浜漁港の鯛(たい)鯖(さば)鯵(あじ)の甘さ・・。野菜の甘さは土と日差しによる物、魚介類は絞めかたによる物だと思っています。

さて日本に帰って来て食べ物で懐かしく感じ手に入らない物は:
セップ(イタリアのポルチーニのような物)
ボルドーとパリでは似ても似つかない違いが有ります。ボルドーで食べるセップは超珍味。
ソーシーソン(サラミのような物)
豚リエット(豚ペーストのような物)
いずれもパリの飛行場などで買った物は似ても似つかないほど不味い。

今回リエットを料理の鉄人坂井を打ち負かしたフランス料理の巨匠Philippe Battonに特別作ってもらう事にしました。美味しいですフランスで食べていた美味しい物にそっくり!

リエットはパテと違って冷凍すれば日持ちします。今回500グラムお送りしますが、一週間で食べる分量をあらかじめ分けて残りをサランラップして冷凍して下さい。 召し上がる際は細いフランス・パン・フルートかレーズン入りフルートを横切りにしてリエットをぬり、召し上がって下さい。

これに合うのは何と言っても貴腐ワインです。 熟成されたぺイブランが苦味を感じるほどの品の良い甘さに代わります。

バレンタインデーに向けて甘い物をと仰る方、チョコレートも貰いすぎて困っていらっしゃる方も多いと思いますが、中には食事にオードブルからデザートまでペイブラン又はシャトーイーキエムという方もいるようですが欲張らずカッコウ付けずフランスの本当に美味しい物を頂いては如何でしょうか?

美味しい時には私を思い出して下さい。


【 道上 雄峰 】
小・中・高とフランス・ボルドー地方で育つ。
ワインは気軽に飲んで頂きたい。




ソムリエの追言
※外国の方の読者も多くいらっしゃるので、漢字にふりがなをつけてお送りしております。

今回は、貴腐ワイン シャトー・ペイブラン 1998年の紹介です。


外観
熟成途中の貴腐(きふ)ワインです。

濃い目の輝く黄金色。熟成による深みのある色合い。
ブドウのエキスの色とでもいいましょうか。
見とれてしまいます。
「美味しい」の更に上が、期待できる色です。

香り
強い。ツンとした香り。
レモンの皮や梅をシロップで漬け込んだような。
そこに 「花の蜜(みつ)」が加わっています。
あとから、濃い甘さを感じさせる香りが浮かんで来ます。
はちみつ、カリン 、メープルシロップそういえば、色も似てます。温かみある、香りと色。

味わい
とろりとした口当たり。こっちまでとろけそう。アルコールの強さが、そう感じさせます。
舌の上、口の中にとどまる、存在感。密度ある厚みのある味わい。

まるで、グミキャンディーをほんのすこしだけとろけさせたような、液体の塊(かたまり)。 その柔らかい液体の塊は、甘美な蜜の味を強い香りとともに、熱く感じさせてくれます。

花や果実 ハチミツ 自然のエキスが詰まった蜜の甘さ。天然のスィーツ。幸せな気分に浸れます。 単にボリューム、やコクがあるとは言い切れない熟成による、酸味と果実の甘さ、コクの調和 完成した味わいへの通過点とは思えない絶妙なバランス 切れのある酸味が、味わいを引き締め、心地よいかすかな苦味がアクセントとなって、甘さを際立たす。

余韻(よいん)にのこる甘さとコクと苦味。飲み終えても力強く、熱く、そして長く残ります。9秒。鼻に抜ける風味も甘さと華やかさをもっていて素晴らしいの一言。 優雅という言葉がピッタリ。辛口の白ワイン・赤ワインでは、決して味わえない風味。やはり、熟成したボルドーの貴腐ワインってスゴいですね。

記念日に大切な人と飲みたいワイン。
もちろん、日々のご褒美としてもお薦め。

お薦めといえば、貴腐ワインには、フォアグラのテリーヌがピッタリとあいますが。もう少し手軽になら、豚肉のリエットです。 社長の道上がどうしても 頒布会にリエットをつけてくれと言いました。これはペイブランを飲むためです。

濃いめの味わいに粘(ねば)りがある食感に肉の旨味と塩味。ワインの濃い果実味ととろりとした甘味が質感にマッチして、塩味と甘さが、つくる風味、絶妙です。

今回の頒布会は特別に、フランス料理の巨匠(きょしょう) フィリップ・バトン 氏のレストラン プティ・トノー の リエットをご用意しています。是非、合わせてお楽しみください。



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