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ネット飲み会 ワインだと?

ネット飲み会 ワインだと?

ネット上でほかの人と一緒にお酒を飲むことを、「ネット飲み会」と呼ぶ人が多いようです。昔からネットで遊びながら一杯引っかけるという人はわりといましたが、こういう呼び名ができるということは、ネット飲み会をする人が増えているということなんですかねえ。

ネット飲み会はきっちりした定義がある言葉ではないので、人によって使い方は微妙に違います。一対一で友人と時間を合わせてウェブカメラを通して顔を合わせながら飲むことをさす人もいれば、匿名掲示板やtwitterで知らない人と適当に雑談しながら飲むことをさす人もいます。

テレビ電話状態ならともかく、文字で会話するだけではさびしそうだと思う人もいそうですが、画像アップローダーを利用して、お酒やつまみの写真をアップすることもできるので、それなりに臨場感ある飲み会になります。

働き始めると、なかなか人と会う時間が取れなくなるものですが、ネット飲み会なら都合のよい時間に飲み始めたりやめたりできるし、ひとりで飲むより楽しいので、ハマってしまう人も多いようです。
(2010年8月9日 読売新聞)

少し前の話題ですが。

確かに、私個人にしても、以前より、ワインを飲む機会は減りました。

正直、テイスティング以外で、ワインを1人で飲むことは少ないです。

15年前にもなりますか。

ファミリーレストラン勤務時代の成田に住んでいる頃、ワインを勉強しようと、近くのワイン屋で、当時3000円はしていた、キャンティ・クラシコと、カマンベールチーズを買って、飲み食いしました。

確かにどちらも、味わい的には、美味しかったのですが、何かが物足りないんですよね。

それは、そのはず。毎週休みには、必ずレストランで、ランチ・ディナーで、ワインを飲んでいたわけですから、 そこには、仲間やパートナーや、レストランのスタッフ・雰囲気 そして料理があるのです。

これらがあって、初めてワインが美味しくなるのだなぁ、気持ちよくなるのだなぁと感じたことを思い出しました。

確かに、ネットでも相手がいれば、気持ちは違うかもしれませんね。

せっかくのネット飲み会 飲み物はやはりワインで同じものを、当店から注文してもらいたいものです。

でも、ワイン談義に花が咲きすぎてくどくなるかな。

2020年8月追記―
あれから10年後・・・。新型コロナウイルス(COVID-19)という感染症が世界的に流行し、不要不急の外出を控えたり、出社を控えリモートワークで自宅で仕事を行う方も増え、これまでのように居酒屋さん、レストランでの食事、特に夜、お店で飲むという事を控えざるを得ない状況となりました。

この当時の記事「ネット飲み会」、現在での呼び名は主に「オンライン飲み会」と呼ばれていますが、ZOOMというweb会議ツールやLINEなどを使いビデオチャット形式で、楽しまれるようになりました。やはりそこには当時と同じように、いや当時よりも仲間やパートナーなどの相手との結びつきを求めてより少しでも楽しい時間を、楽しくお酒を飲みたい、という気持ちがあるのかもしれません。

当時より、ネットの環境や、タブレット、スマートフォンの機器も性能が進化し、より快適なオンライン飲み会を楽しまれているかと思います。そうした進化はすごいなあ、と思う一方で、画面表示(人の配置)を動かす事もできるようになり、オンラインの中にも上座表示ができるのだとか・・・。もちろんオンラインとはいえ上司に失礼にあたるのでその機能ができた・・・わけではないですが。

冗談はさておき、お店で飲む機会が減ったということは当然お店の方は大変な状況なわけで・・・。当店ももちろん飲食店様へもワインを販売させていただいておりますから、そのあたりの影響は出てきております。中にはお店を閉められたお店の方も当店のお客様の中でいらっしゃいます。当店は幸い通販という形態のため、この状況下、オンライン飲み会を始め、「家飲み」のお客様も増えており、現在はそちらのお客様の割合が増えてきているという感じではありますが、せっかく数あるワインの中から当店のワインを気に入ってお店に入れてくれた方々には何とか良い状況になっていただければと思います。

また、当店はフランスの生産者から直接ワインを輸入しております関係で、現地のワイン生産者にも状況を伺う機会がありますが、やはり向こうでも従業員を解雇したので手配に時間がかかる、など状況はよくない様子です。港でも港湾で働くかたの外出規制や、安全の確保などの面で人手不足の状況があるとの報告があります。また飛行機は便数が激減している関係で飛行便で荷物が送れないなどの状況もあります。

そこでふと思ったのがワイン関連でいうとボジョレーヌーボーはどうなるのかなと。当店ではボジョレヌーボーの取り扱いはしていませんが、通常ボジョレヌーボーは解禁日に合わせる為、飛行便で来ます。ちょっと調べてみたところ、例年より1週間早く生産元から出荷の許可が下りたのと、18日間早くフランス国外への輸出を認めたのだとか。いや間に合うんかい。早くコロナの収束を願うばかりです。

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